ゆうです^^
先日、家づくり検討中のお客様より質問がありました。
「超高断熱の家って洗濯物の乾きはどんなですか?」
良い質問ですね!
回答します^^
超高断熱住宅に住まわれているT様とY様に洗濯事情について教えて頂きました^^
【お客様の家】築2年のT様邸に訪問①「自然素材の経年変化」
【お客様の家】築半年のY様邸に訪問①「家具が置かれた生活の様子。」
【T様邸】
・洗濯機は乾燥機無し。洗濯物は部屋干し。
・洗面脱衣室に物干しポールあり(1.7m×2本)+浴室にポールあり(1.7m×1本)
(床下エアコンは洗面脱衣室となりの玄関に設置)
【Y様邸】
・洗濯機は乾燥機無し。洗濯物は部屋干し。
・洗面脱衣室に物干しポールあり(1.7m×3本)
(床下エアコンは洗面脱衣室内に設置)
※床下エアコンが近いと洗濯物はより乾きやすい。
洗面脱衣室に洗濯ポールを設置することで「洗濯」→「干す」の動線を短くしている。
Q1.干す場所は一年中洗面脱衣室ですか?
T様
「洗面脱衣所と浴室がメインで、リビングの窓にかけることもあります。」
Y様
「基本的には洗面脱衣室です。シーツやズボンなど嵩張るものは2階に干す事もあります。」
(Y様邸は2階にも洗濯ポールあり)
Q2.洗面脱衣室の洗濯ポールの量は足りていますか?
T様
「子供の洗濯物が増えて(保育園で使うタオル類などもあり)そこだけだと足りなくなりました。
干そうと思えば干せますが洗面所が使えなくなってしまうので少し余裕を持たせる意味でも浴室を使ってます!
あと今は冬場で量が多いというのもありますね!」
Y様
「1日分がちょうど干せて少し余裕があるくらいです。
ポール3本にしていただいて良かったです。」
【村松まとめ】
乾燥機を使わず部屋干しする場合、ポールは1.7m×3本あると十分そうです^^
(「洗面脱衣室2本+浴室1本」or「洗面脱衣室3本」)
※子育て時期の洗濯量で
Q3.一番洗濯物が乾きづらい時期はいつですか?
T様
「エアコンを使わない時期なので春秋の少しの間ですかねぇ。
ただ通年で乾きにくいとあまり感じないので強いて言えばという感じです。」
Y様
「エアコンを止めてた時期(5月)が乾きが遅いような気もしますが、翌日には乾いているのであまり気にしたことないです。
昨年は除湿運転していたので梅雨〜夏も問題なく乾いてました。」
Q4.季節によりおよその洗濯物の乾く時間はどのくらいでしょうか?
T様
「あまり考えたことがなかったのですが、エアコン入れてる時は夏も冬も夜干して朝から昼には乾いてるような気がします。
基本的に1日一回は洗濯してるので通年1日あれば乾いているということかと思います。」
Y様
「常に1日かもっと早く乾いています(朝干して夕方には乾いていると思う。)」
【村松まとめ】
通年を通して部屋干しの乾き具合は特に問題ないようです^^
(T様、Y様ほとんどご意見が同じですね!)
Q5.洗濯に対して工夫されていること・考えられる改善点などがあれば教えてください。
T様
「浴室は循環ファンを活用しています。
リビングで干す時は床下エアコンのスリットの真上でパーカーやズボンなどの少し乾きにくいと思われるものを選んで干してます。」
「2階にシーツやジーンズ等干す際はサーキュレーターを使う事もありますが、基本的には脱衣室の循環ファンで良く乾くので困る事はないです。
乾くのが早いので脱水時間も短くて良い気がします。」
【村松まとめ】
循環ファンとは壁に内蔵したサーキュレーターのこと^^
(エスネルデザインでは標準で提案しています)
風を送ることで洗濯物の乾きやすさは格段に高まる。
床下エアコンのスリット上部もよく乾きそうです。
Q6.シーツや布団はどのように干されていますか?
T様
シーツ
「浴室と洗面脱衣場のポール、またはハンガーにかけて階段に引っ掛けたりしてます。(見栄えはあまり良くありませんが、、)」
布団
「吹き抜けの廊下の手すりに干します。
効果のほどはわからないですが気持ちの問題ですかね(笑)」
Y様
シーツ
「大きいものは2階に干してます。」
布団
「キャットウォーク手摺りに干すと日射でふかふかになるようですが、基本的には乾いてるので、あまり干す必要性はないです。
家が暖かいので、布団自体も薄くてより乾きやすいのかもしれません。
子供が保育園で使っているお昼寝布団とか干せて良いです。」
Y様邸の吹抜のキャットウォーク上の手摺。
家中暖かいので冬場も薄手の布団で済むのも高断熱住宅のメリット^^
(来客用の布団セットも減らせる)
T様からは
「引っ越してから生乾きの匂いを経験したことがありません。」
とのお言葉も頂きました^^
「高断熱+全館空調」ならではですね♪
まとめると、エスネルデザインの超高断熱住宅は
・一年を通して室内が寒くないこと。
(=全館空調されていること)
・湿気っていないこと。
+床下エアコンの暖気を活用すること。
(=洗面脱衣室付近に床下エアコンを設置)
+循環ファンで気流を与えること。
などの効果により、洗濯物の乾きはとても良いです^^
また、乾きだけでなく、
「洗濯」→「干す」→「たたむ」→「仕舞う」
の動線にも配慮して設計したいものです^^
網川原のエスネルのマルチWIC。
................
T様、Y様、ご協力頂きまして大変ありがとうございました。
実際に暮らされている方のお話はなにより参考になります^^
今後の提案に活かさせて頂きます!
ありがとうございました!
-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-
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