ゆうです^^
網川原のエスネルの詳細図等が完成し、実施設計が完了しています。
設計事務所では、きめ細やかな提案をするため多くの図面を書き上げていきます。
先日、製本が完成しました。
網川原のエスネルの概要はこちら。
設計事務所の仕事『3Dパース完成』‐case.網川原のエスネル‐
パースや模型などで建て主様と打ち合わせた内容を、施工者が造れるよう図と共に数値化・言語化していく。
60枚以上になる「設計図書」。
これの他に「構造計算書」や「温熱計算書」などが加わる。
「内装の仕上げ」について。
床は無垢のヒノキ無塗装が基本。
「1階平面図」
北側には「マルチWIC~キッチン」の家事の大動脈が走る。
LDKについてはこちらの記事も。→リンク。
雨どいや雪止めアングル、電気メーターなどの位置を指示する。
「断面図」
断熱材の納まりや設備管経路、内部の高さなどが記載される。
温熱計算に使用する「外皮面積算定図」。
棚などの高さ、幅等を図示した「展開図」。
マルチWICの造作洗面台。
マルチWICの3Dパース。
「軒先詳細図」
軒先は意匠上とても重要な要素。
その他に換気経路や気密断熱納まりなども記載する。
「玄関ウッド階段+ルーバー詳細図」
(下部収納)
「サッシ周り詳細図」
サッシ周りは「断熱・気密」、そして「意匠」の要。
設計事務所ではとても大切にされる部分。
サッシ枠に存在感がなく、風景が切り取られたような窓周りを作り上げたい。
「造作ソファ詳細図」
「造作引戸詳細図」
引き手と明かり窓を兼ねたシンプルな造作引戸。
「建具表」
日射遮蔽性や断熱性を検討しそれぞれの窓のガラスを適切に選択している。
「外構図」
カーポートや植栽計画、境界ブロックなどの指示。
「構造図」
梁の大きさや接合金物などの指示。
「コンセント図」
「空調図」
家中に暖気が循環するか=家中が暖かくなるかの要の計画図。
................
他にもここにない図面がたくさんあります。
建築の要素のひとつひとつは
「機能」「意匠」「使い勝手」「コスト」など、様々な要素をバランスを取りながら選択していきます。
パーフェクトな案はそうそう無く、あっちを立てればこっちが立たずで、バランスを取りながら設計をまとめるのは非常に大変な作業です。
しかし、
計画通りに進んでいく現場を見ているとそんな苦労も吹き飛びます。
そして、建て主様が喜んでくだされば感無量ですね。
このようにして、設計事務所の仕事は進んでいきます。
-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-
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