2018-09-13

設計事務所の仕事『3Dパース完成』‐case.網川原のエスネル‐


ゆうです^^

網川原のエスネルの3Dパースが完成しました!

外構が入るとグッと雰囲気が良くなりますね。

内部も密度高くまとまっていて良い感じです♪




3Dパースの製作の途中経過は以前の記事を^^

設計事務所の仕事『3Dパースの製作工程』‐case.網川原のエスネル‐

建物の内部の作成も大変ですが、外部も時間がかかります(^^;)

そして、植栽などを入力すると重くなる、、
(パソコンのスペックのせいか(+_+))

しかし!外部を入力すると見違えます^^



これが、、



こう!


もう一度。



これが、、、



こう!


やはり植栽があると建物が映えますね^^

木の外壁の家だから緑はベストマッチ!

外壁がシルバーグレーに変化する過程でも瑞々しい緑が外観を支えてくれます。

木の外壁と緑の様子。
山取り樹木の庭と杉板の家より。)




さてさて、内部へ、、

1階。

2階。

これまでに打合せに使用していた基本設計図面。

設計士は3Dでイメージできているが、訓練や経験がないと平面図だけで内部を想像するのはとても難しい。

間取りの方向性が決まったら3D化して見てもらうことはとても有効です^^

人間のスケール感で空間の広さがイメージできます。


「小上がり畳スペース」と「木製スケルトン階段」。

小上がりを階段の一部とすることで階段の必要面積を減らし、他の室に面積が使えるよう考慮してある。

『小さな家を大きく使う設計手法』のひとつ。

日光の影は12/4の12:30のもの。
春分でも夏至でも365日何時の光でも設定でき、日の入り方を検討できる。

スケルトン階段が作る影も良い感じ。
日時計のように時間と季節の変化を壁に映し出してくれる。


「キッチンから畳スペースが見えること」

これは畳で遊んでいる子供の様子が見えるということ。

世の中には「客間(和室)」を作るプランもあるが、子供の遊び場も兼ねる客間がキッチンから見えづらい場合も多々ある。→△

小さな家はリビングの密度が高くなる。
→家族の様子が感じやすくなる。

エスネルデザインではそんなLDKを『家族の間』と呼んでいます。

マルチWIC。

「洗面・脱衣・洗濯」の他に「室内干し」「化粧室」「タオル下着収納」「パントリー」の機能が付加されている。

「洗う」→「干す」→「たたむ」→「仕舞う」が3m以内で完結。
「高気密高断熱+全館空調」だから日当たりが悪い北側でも冬場でもすぐに乾く。

キッチンからの動線も近く直線で言うこと無し。
北側一列は言わば「家事の大動脈」。




2階からはこんな感じ^^

2階廊下と一体となった吹抜空間。
階段上とすのこ上も含めると吹抜は約7.5帖も!

小さな家だからこそ、空間に広さ・豊かさを作る吹抜はとても有効。
採光や空調にも効果を発揮する。


すのこスペース=「雲見室」を作った。
用途があるようなないような曖昧な空間。
ぼーっと雲を眺められる非日常的な場所。

現在工事中のS邸にも雲見室がある。(上図はS邸)
こういった「曖昧な空間=住み手が自由に過ごせる場所」が暮らしを豊かにすると思っている。

建築用語に「遊び」という言葉があります。

「余裕(調整範囲)を取っておく」という意味です。

「ちょっと遊びを持たせておこう」なんてふうに使われます。

雲見室は言うなれば正に「遊び」の空間ですね。





................

さてさて、

本当は、ここからさらに3Dパースのすごさを書こうと思っていたのですが、長くなってきたのでまた次回に^^

3Dパース、まだまだすごいんです^^!
(まさかス○ホで自由に3Dパースが動かせるなんて!笑)

いやー、ほんとに便利な世の中になりましたねー。

次回もお楽しみに^^




最後に、網川原のエスネルの建て主様であるK様が3Dパースについてブログを書かれています。

建て主様の感想がお聞きできるのは本当に嬉しいですね^^

率直な感想に感動です!

3Dパースに感動 : 設計事務所と長く愛せる家を建てる


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