ゆうです^^
先日の住学番外編は特別編でした!
なんとフラワーホームさんが建てられた伊礼智さんの建築!
初めて体験した「伊礼さん建築」はやっぱり心地良かったです。
改めて住学のつながりはすごいですね!
お誘い頂き本当にありがたかったです。
藤田社長、石田さん、佐藤さん、ありがとうございました^^
ネットで見たフライヤー(現物)。
「か、かっこいい!」「室内はどうなんだろう?」「心地良さは?その秘密は?」と期待がふくらんでいた。
いざ実物へ。
外壁は「ウッドロング魚沼杉(縦張り)」。地材地建ですね^^!
離れて見るとこんな感じ。
手前に下屋があると建物が低く見えてプロポーションが整う。
下屋の屋根(2.5/10勾配)緩勾配で良いですね!
(奥の母屋は3/10勾配)
玄関ポーチもスッキリシンプル。
連続させた庇が良い感じです^^
戸の先は風除室になっていた。
エアコンの室外機なども納められており豪雪地ならではの工夫を感じました。
いざ室内へ!(一番乗りw)
玄関の先に、大きくワンルームとなったLDKが広がる。
「吉村順三さんの軽井沢の山荘が好きなんです。」
という藤田さんのリクエストを、伊礼さんが「伊礼流」で回答されているようでした。
(板張りの壁、構造材表し、LDKの広さ、など)
また、新潟の豪雪地という立地背景も汲み取られているように感じました。
キッチンからLDKを見る。
ソファ上部にある吹き抜けで2階ともつながっていて、どこに居ても家族の気配が感じられるプラン。
伊礼さんの円卓と吉村順三スタンド。
(いつものルイスポールセンスタンドじゃなかったのは「吉村山荘」へのオマージュか)
伊礼さんを知ったのは世界一周の旅中。
(本を日本から取り寄せ夜な夜な勉強した。)
、、、
もったいぶっても仕方ありませんね(^^;)
伊礼さんの建築と言ったらこれ!!
ポイントは『ソファの真横に窓があること。』
一般的なプランニングだとソファの真横は壁であることが多いのですが、
ソファ真横が窓だととても気持ちが良いんです!
こういうことです!!
本物はやっぱり気持ちよかったー!!!
(これを体験するためだけに来たと言っても過言ではない)
一般的には角は壁になりがち。
そうするとソファに座って横を向いたときに景色が眺められない。
また、光も室内へ伸びず、外との一体感も感じづらい。
実は、網川原のエスネルでも実践中。
(K様、白状します!このアイデアは伊礼さんからインスパイアされたものです!)
「ソファはテレビを見るためのもの」から「外を眺めるためのもの」へ意識を変えるとプランニングとレイアウトが自ずと変わってきます。
「L型ソファ+ピット(床掘り込みスペース)」は複数利用との相性がもとても良い。
(薪ストーブまであれば、夜はお酒が格段に美味しくなることでしょう^^)
窓の外はデッキ+田園風景が。
立地も最高。
藤田さん曰く「畦をきれいに手入れしていることが良い田園風景の秘訣かもしれないと最近気付きました。」と。
(なるほどです!)
その他の大きな部分も小さな部分もとても勉強させて頂きました。
特に「いいな!」と思ったのがこちら^^
造作の木製給気グリル。
(すごいこだわり!)
グリルを上に上げると、
はずせる。
(ルーバー裏は空気抵抗がなるべく小さくなる断面形状でした)
上下にミゾがついてあるだけのいわゆる「けんどん式」
こういったシンプルでアナログな機構ってとても魅力を感じる。
(造作はコストがかかるけどいつか実践できたらいいなー(^^;))
伊礼さんの図面を食い入るように見る設計士たち笑。
みんなめちゃくちゃ真剣な顔!
(僕もじっくり見させて頂きました^^)
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改めて、藤田さん、フラワーホームさん、見学させて頂き本当にありがとうございました!
伊礼さんの設計と共に、フラワーホームさんの高い施工レベルを強く感じました。
(2階のJパネルの突き付け精度すごすぎです!)
大変貴重な機会になりました。
ありがとうございます。
今後とも宜しくお願いいたします!
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エスネルデザイン代表(設計士)
ウラ話
:大勢が見学する中、人が入らないよう撮影するのはかなり大変!
-「超高断熱の小さな家」escnel design-
【8.27追伸】................
この記事をサトウ工務店の佐藤さんがfacebookで紹介してくれました。
そして、なんと伊礼さんとコメントのやりとりをさせて頂きました!
すごい時代ですね^^皆さまに感謝です。
【関連動画】................
フラワーホームさんとは「魚沼杉伐倒」の際に車の乗り合わせて頂いた縁がありました^^
(度々ありがとうございました!)
魚沼杉の伐倒・製材・塗装を見学!「木が切られる瞬間」
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