網川原のエスネルでは地盤補強工事のひとつである
「柱状改良工事」が進んでいます^^
事前に行った地盤調査に基づき、家が傾かないよう地盤を補強していきます。
【網川原のエスネル‐07】地盤調査と地縄張り。
「柱状改良」とは、建物を支持するための改良体を地中に作る深層地盤改良工法のひとつです。
セメント系固化材を水と混ぜ注入し、土と混合させることにより円柱状の改良体を作っていきます。
直径60cmの改良体(深さ5.5m)を合計27本作っていく。
荷重が載る位置にバランス良く改良体を配置していく。
不同沈下が起こらないよう下屋の柱下にも改良体を配置する。
土と混ぜるセメント系固化材。
クレーンで吊り、ミキサーにかけていく。
どうやってミキサーに入れるのでしょう?
お、お!?
ぶすっ!!
ミキサーの上に出ている突起に袋を刺し、固化材が入れられていた。
セメント系固化材は水を混ぜられ、ポンプで圧送される。
最大8m程まで改良体を作ることが出来る地盤改良機。
先端からセメントミルクが吐出され、地面を掘り下げながら土を混合し改良体を作っていく。
セメントミルクは掘り下げる際、上げる際に吐出される。
その後、攪拌のため、セメントミルクを吐出せずにもう一度上げ下げされる(計2往復)。
表面部分は固まる前に取り除かれ、設定した天端高さにコテで仕上げられる。
【柱状改良工事の様子の動画】
攪拌されている様子がよく分かります^^
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地盤補強は、「設計」があり、「調査」があり、「施工」があります。
どれも疎かに出来ない重要なポイントです。
これから先も同様に「設計どおりに施工が行われているか」を設計者と施工者がタッグを組み、慎重に工事を進めていきます。
-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-
エスネルデザイン代表
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