2018-04-23

【お客様の家】築2年のT様邸に訪問②「住んでからの感想・反省」


ゆうです^^

先日、前職時にお手伝いさせて頂いたT様邸にご挨拶に伺ってきました。

いろいろな話を聞かせて頂き、2時間以上もお邪魔してしまいました。

住まわれてからの感想や家づくりの反省など、

僕にとってもこれから家を建てられる方にとっても為になる話ばかりでした。




T様邸はお引き渡ししてから丸2年。

前回の記事で自然素材の経年変化をまとめました。

【お客様の家】築2年のT様邸に訪問①「自然素材の経年変化」

使い込まれて洗い出し風になった玄関土間。(詳しくは前回の記事へ)




今回は、T様に伺った質問と回答を紹介させて頂きます。


それでは^^


Q:アパートから新居に住み移って「家を建てて良かったな」と感じたときは?

〈T様回答〉

全てですね^^

広さや間取りはもちろんですが、暖かさ・涼しさに関してもとても快適に暮らしています。


あとは「音」のストレスから解放されたのがとても助かりました。

アパートのときは子供の夜泣きや騒いでいる声が周りに迷惑じゃないか常に気にしていてそれがストレスでした。

本当は泣いてもいいし騒いでもいいのに納めるのに必死でついつい怒ってしまったり、、

子供をのびのび育てられる環境になったのが一番ですね。(奥様)

T様の子供たち^^ 2年経って大きくなったね!
なんと3人目のお子さんは2017年生れで僕の息子と同級生!
縁を感じました♪




Q:住まわれてから「もう少しこうしておけば良かったな」と思うことはありますか?

〈T様回答〉

あまりありませんが、冷収納庫を作っておけばと思いました。
(室内から出し入れが出来る断熱空間の外の収納庫)

高気密高断熱の家は良くも悪くも冬場に寒いところがない!

なので、ジャガイモなどの野菜や箱のミカンなどの保管場所に少し困りました。
(箱のミカンは車に積んで保管して過ごした)
(野菜はまとめてもらうことが多い)

計画時は「ウッドデッキに置けばいいかな」と思っていましたが、窓を開けて取りに行くのは億劫、、
室内から出し入れ出来る冷収納庫を設けておけば良かったです。



あとはキッチンの高さが少し高かったですね。

自分で決めた高さでしたがもう少し低いほうが良かったかなと。(奥様)
(あとシャワーホース付きの水栓にすれば良かったなと。)

造作のオープンキッチン。
「キッチンの推奨高さ=身長÷2+5cm」という目安の公式がある。
ただし、スリッパをはくかどうか、今までの経験など個人差があるので要注意。

とても綺麗にされているキッチン。
洗った皿などは下部に仕舞えるようになっている。

ヘアライン仕上げのステンレスの天板は2年経って無造作に傷が付きバイブレーション仕上げのように変化していた。良い感じ。

「ステンレスはガシガシ使えてとても良い。パンもこねられるし。」と奥様。



あとは、和室の窓を引き違いにしましたがまったく開けないのでドレーキップ窓かむしろFIX窓でも良かったかもしれません。
(引き違い窓だと強風時に隙間風が入ってくることがある。)




逆に、しなくて良かったなと思うこと

当初希望していたフルオープンサッシにしないで良かったなと(^^;)

暮らしてみてほとんど窓は開けませんね。

「実際ほとんど使われませんよ」とアドバイスして頂いた通りでした。

キッチン裏には無印良品の引き出しがジャストサイズで納まっている。





Q:契約するまでの家づくり検討中の道筋は?
(紆余曲折など)

〈T様回答〉

自然系の雰囲気が好きだったので、自然系でCMや雑誌に載っているメーカーの展示場にまず行きました。

そこの営業マンとのやりとりでいまいち信用しきれず「違うかな」と感じました。
(あまり家の仕様や性能に詳しくない感じだった)

いろいろと他にも同じような会社をまわる上で

「自分たちはどんな家に住みたいんだろう?」

「なにを最優先すればいいのか」

と考え直したところ、

「冬に暖かく過ごせて光熱費も抑えられる家が良い。」

という結論に至りました。

そこから『高気密高断熱住宅』を建てている会社を探しました。

いろいろ回ったのですが、質問にしっかり答えてくれる方は少なかったです。
(床下エアコンを検討していて汚れが気になったが「床下は汚れません」と言い切られたこともあった)

しかし〈僕の前職の会社〉さんは「床下が汚れること」や「メンテナンスの重要性」、「断熱性や耐震性」など疑問に思っていたことひとつひとつにハッキリと返答して頂き信頼出来たことが決め手になりました。

ちなみに〈僕の前職の会社〉さんはネットで検索して知りました。

ブログを夫婦二人ともほとんど読みました。

南に広がる越後平野。

障子を閉めた様子。
障子の桟は全て同じ厚みにそろえて見た目をスッキリさせている。

壁面にピッタリ納まる障子。
壁は見えず、障子と窓ガラスしか見えないよう計算して設計した。






Q:家づくりを始めてから契約するまでにかけた時間は?

〈T様回答〉

およそ半年ほどですね。

「家が欲しいね」と思ってから、育休が終わり職場復帰するまでの間にいろいろと見て回り、ネットでも調べてから決めました。

限られた時間の中でしたが、すぐには契約せずにじっくり検討しようと考えていました。

スケルトンの木製造作階段。

隅に置かれたグリーンが素敵。

「階段板を兼ねた棚板がお気に入りです。」と言って頂けて嬉しかった^^





Q:高気密高断熱の家で冬を過ごされていかがですか?

〈T様回答〉

とても快適です。1階も2階も家中で温度差をほとんど感じません。

最近は不快な状態がないので「快適」と感じることさえなくなってきました。
(暑い・寒い・ベタつくなどを感じない)

冬でも厚着をすることなく薄着・靴下なしで過ごしています。
光熱費もアパートのときよりも安くなったのでなんか不思議な感じです。

布団の量も減りました。(厚手の布団が不要になった)

アパートのときにはマットレスがカビたことがありましたら今はないですね。


子供も大人も風邪を引きにくくなったと思います。
(温度差がないため。)

医者に行く頻度は明らかに減りました。

アトピーの症状も明らかに改善され、ほとんどでなくなりました。



また、冬場遊びに来る友人によく「暖房どうなってるの??」と聞かれて
「床下エアコン1台だよ。」と答えるのですが、最初はなかなか信じてくれません(^^;)



アパート時代に生まれた子は、冬場お風呂から上がったら

「暖かいリビングへー!すぐに服着させてー!」

という感じでしたが、去年生まれた子は(家中が暖かいので)冬でも薄着のまま待たせていて自分が上がってからゆっくり着替えさせたりしていました。


あとは、ほとんどすべての戸を冬場も開けっ放しで暮らしています。
(玄関とリビングの間の戸も)

実家でよくあった「寒いから早く閉めて!」ということはなくなりましたね。



高気密高断熱にしたデメリットをしいてあげるならば、季節感がなくなったことですかね。

あと、他の家が寒くて不快に感じることがあります。

新築でも足元がひんやりするとか。

(相手には言えないけど)新築なのに寒い家なのはなんとも言えない気持ちになります。

知らないことは怖いことだと思いました。


T様が見つけてこられた栃の天板。
面皮付きで艶もありとても素敵。





Q:床下収納の利用法は?
+冬タイヤはどこに置かれているか

※T様邸は床下空間が高さ1.2mほどある。

〈T様回答〉

アウトドア用品や五月人形など季節の飾りや子供の道具などですね。

なんでも置けてとても便利です。

冬タイヤはディーラーに預かってもらっています。


また、すだれや家庭菜園道具や雪かき道具置き場が欲しいので外部物置を買うことにしました。
(見た目も考慮して外部物置は設置しない計画だった。)

(冬タイヤを家に置くこともあるし、新潟では外部物置はほぼ必須かもしれない。新築時に設置しないにせよ将来的に設置できるスペースを考慮しておくことは必要。)

床下内部。
とてもきれいに整頓されていた。まだまだ収納できるスペースはたくさんある。





Q:〈僕の前職の会社〉の印象は?

〈T様回答〉

濁すことなく「悪いことは悪い。」とハッキリ言ってくれるので絶大の信頼を感じています。

先日の2年点検の際も、こちらがなにも言っていないのに不具合を指摘して補修してくれました。

究極のお客様目線だと思いました。

まったく押し売りしない様子や自分の不利益になるようなこともハッキリ言うところに信頼を感じています。






Q:設計事務所で建てるメリット・デメリットは?

〈T様回答〉

メリットは、断熱性や耐震性やプランデザインに対する専門性、また第三者として現場を見てくれることやアフターメンテナンス時の公平な判断をしてくれるところなどですね。

デメリットはあまり感じていないのですが、しいて言えばいろいろな契約を自分でしなければいけないところですかね。

土地契約、設計契約、ローン契約、工事契約、、、あと補助金申請なども。

ハウスメーカーだと全部お任せで楽なのかなと思うこともありました。
(もちろんその分の費用が建物代に含まれるわけですが)

アイアンウッドのウッドデッキ。

T様がご自身で積まれた石の土留め。
素敵ですね。こういうものが何十年して思い出になるのでしょう。

家庭菜園で育てているイチゴ。
朝に摘み取ってみんなで食べているんだそう。





最後の質問を。


Q:これから家を建てられる人へなにか一言。

〈T様回答〉

ハウスメーカーはハウスメーカーの、ローコストはローコストのメリット・デメリットがあると思います。

いろいろ見学する中で「自分たちはなにを叶えたいのか」を冷静に見極めてみてください。
(私たちにとっては高気密高断熱でした。)

その場の流れで契約しないように。

「その会社はどんな家を作りたいのか」

それが明確に感じ取れる会社はきっと真面目に家づくりをしている会社だと思います。

一生懸命考えて悩んで楽しんで家づくりを進めてみてください。






T様、見学や質問などいろいろとありがとうございました。

ブログ掲載許可もありがとうございます。

実際に暮らされている方の声はなにより価値のあるものです。

大変勉強させて頂きました。



追伸................

今度は家族で遊びに伺わせて頂ければ幸いです^^

同級生の息子たちを遊ばせられる日を今から楽しみにしています。

なんとお土産を頂いてしまった。
巻のプレジールさんの「田園てくてく」という焼き菓子。

家族で美味しく頂きました^^
ありがとうございました!


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村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

T様に言われて嬉しかったこと
:「今度来たときは息子さんに自分が建てた家を自慢できますね!」



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