2019-03-15

「暖かい家で暮らしたい。」叶えるために必要な要素とは。


ゆうです^^


「暖かい家で暮らしたい。」


という想いがあります。

家を建てるなら、なによりまず「暖かい暮らし」が出来る家をお勧めします。


暖かい家を作るにはどうすれば良いのでしょうか?

「断熱性を高めれば良いのでは?」

それだけでは不十分なんです。




僕がなぜ「暖かい家」をお勧めするのか。


それは、
僕が寒がり冷え性だから(^^;)
(歳と共にさらに代謝が落ちていく、、)


また、
冬場に僕や家族が毎年風邪を引くのを解消したいから。


そして、
知識と技術を持った設計者・施工者が建てれば暖かい家は造れるということを経験したからです。





現在、新築住宅なのに寒い家が多く建てられています。

それは、

・プロに暖かい家を作る知識がない。
(お客様に説明できない。)

・性能ではなく、内装やキッチンなど売り込みやすいものに予算を配分している。
(性能は二の次)

など、

「目に見えるもの、写真映えするもののほうが伝えやすく売りやすい。」

という面があるため、断熱性・気密性などの性能面が疎かにされがちだからです。



これは非常に残念でもったいないこと。

内装などは慣れますが、寒いのは一生慣れません。

毎年、辛い想いをすることになってしまいます。

一生に一度の買い物である家。

叶える優先順位はとても重要です。





エスネルデザインでは「暖かい家」を提案いたします。


では、暖かい家を作るにはどうすれば良いのでしょうか?


「断熱性を高めれば良いのでは?」


それだけでは不十分です。



必要な要素は

・断熱性
 暖気が逃げづらい厚さ・性能の断熱材が十分に施工されていること。

・気密性
 隙間から暖気が逃げていかないよう家全体の隙間が少ないこと。

・空調計画
 適切な能力の暖房器具選定、暖気を個室に送り込む循環ファンなど「暖気が家中にくまなく広がる」よう計画すること。

・空調が家中にまわりやすいプランニング
 廊下の有無、戸の有無、吹き抜け、トイレの配置などの検討。




ポイントは

「家中全館暖房が出来るかどうか」
(=全館暖房するつもりで設計しているかどうか)

です。



例えば(仮に断熱性がそこそこ高かったとしても)

・トイレとリビングが廊下で仕切られている間取りは、リビングしか暖房されず、廊下やトイレは寒いままになりがち。

気密性が低ければ、暖気は天井の隙間に向かって逃げてしまう。

・断熱性が低ければ熱の逃げが多くなり暖房費が高くなり設定温度を低くしたり、つけたり消したりするなど我慢しがち。


など、「断熱性が高い」だけで「暖かい暮らしが出来る」とは言い切れないんです。





「暖かい家」とは「家中が暖房されている家」。

リビングが暖かくても、廊下やトイレや浴室が寒ければ「寒い家だ」と感じると思います。

断熱性が高くても、暖房できないないなら意味がないわけです。


ここが設計者の力量。

重要なのはそれぞれの要素をバランスよく満たすこと。


意思を持ってそれぞれを設計することで初めて「暖かい暮らしが出来る家」が完成します。




【備考】................

小さな家は容積が小さいため、暖房費を抑えることが出来ます。
また、断熱材の材料費や施工費も抑えることが出来ます。

また、超高断熱仕様は電気代(=暖房費)が上がった際のリスクヘッジにもなります。

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-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-



【暖かい暮らしを送られている方の感想はこちら】................

【お客様の家】築2年のT様邸に訪問②「住んでからの感想・反省」
【お客様の家】築半年のY様邸に訪問②「住んでからの感想・反省」


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