2018-04-09

独立祝いと『子供といる時間の短さ。』


ゆうです^^

先日、設計士の先輩方と打合せも兼ねて呑みトークしてきました。

そこで金言を頂きました。

「子育て期間はアッと言う間。」

という言葉です。




この日の呑み会は新潟駅南の『スモークカフェ』さん^^

こちらで『あるイベント』を6月に開催する計画があり、下見を兼ねてミーティングを。

(50人以上を前に話をさせて頂く予定。今からドキドキ!)


駅から数分の「スモークカフェ」(2階)。
結婚式の二次会などでもよく使われる。

階段を登る「路地」感が良い感じ^^

この「こびない」感じのドア笑
(初めて訪れたときは心理的にとても開けづらかった(^^;))

からのおしゃれな店内♪

少し早めに来て会場下見。店員さんにいろいろ話を聞く。


奥にも広いスペースがある。


バーカウンター。
ベルギーなどの海外のビールが取り揃っている。

手前の室側を見返す。扉を全開にすれば最大50~60人は入るらしい。

イベントでは僕は『世界の建築・世界の暮らし』というテーマで話をさせて頂く予定。
「世界のビール」がそろうスモークカフェさんは会場としてバッチリかも♪

この日はネイティブディメンションズの鈴木さんと、市川住建の市川さんと。
サトウ工務店の佐藤さんもの予定だったが、急な体調不良で欠席)

「ビールを上から順にすべて呑んでいく」というミッションが発動!笑
(僕は途中で離脱→深夜グロッキーでした。)






この日は僕が退職してから初めての呑み会でした。

なんと!先輩方(上記4人+他)から独立のプレゼントを頂きました!


『PARKER』の高級ボールペン。
「特別な時に使ってください」と。

そして『筆』
筆には意味が込められていた。
「いつまでも真っ直ぐ白いまま突き進んでください。」と。
(他にも愛情のこもった意味があった)

皆さん、ありがとうございました!
大切に使わせて頂きます。(筆は飾らせて頂きます。)





そして、冒頭の金言を鈴木さんより聞いた。

鈴木さんはお子さんがもう数年で高校を卒業されるそう。

そのことに対して鈴木さんは、


「18年間、本当にアッと言う間だった。(寂しい)」


「18年あってもですか?」と僕が聞くと


「18年あっても。僕は家のつくり上も仕事柄も子供とは長く過ごせた方だと思うけど、それでも今思うととても短く感じる。」



長い人生の中で子供と一緒に暮らす時間は18年ほど。


でもその18年が一番濃密な時間なのかもしれない。

僕はまだその1年目。

今、鈴木さんのこの言葉を聞けて良かった。

「限られた時間」であることをかみ締めて、大切に家族の時間を過ごしていこうと思った。




近年、家を設計するにあたり、そのようなことを特に考えている。

相方の両親と一緒に住み『二世帯暮らし→三世代同居』を体験し、常々その大切さを感じている。

『じいじ・ばあばが、孫と一緒に暮らしていて笑顔』でいるということ。





「『良い家』とはなんだろうか?」を考えるとき、

結局、その答えは『家』だけには留まらない。




仮に『子供と豊かな毎日が過ごせる家』が良い家だと仮定すると、

それは、家のことだけに留まらず、

『働き方(時間の取り方)』



『お金の使い方』

にまで言及される。


今まで、そこまで言及して家づくりを提案はしてはこなかった。

(それらは「設計者が言及することではなくお客さんが考えることだから」と割り切っていた。)



しかし、これからは自分の仕事を始める。


僕はそこまで言及したいと考えています。


『働き方』に対してはブログの記事やトークセッションで。

エッセイ。『複業』について。「ある方との秘密トークセッション。」

トークセッション『これからの住まいの形』!




『お金』に対しては提案する家に具体的に取り入れる。



『トータルコストで考えて費用対効果の高い住宅を。』

(住んでからも家計に負担の少ない家を。)


『各家庭の適切な予算にあった家づくりの提案を。』

(ローンを借りすぎることのない事前の返済計画を。)


※トータルコスト
=イニシャルコスト(工事費)
 +ランニングコスト(光熱費・保険・税金等)
 +メンテナンスコスト(35年後の修繕費)

豊かな暮らしのつくり方。17 ー『家を建ててからかかる費用の差。』ー



工事費用を抑える提案をする住宅会社は異端かもしれない。

しかし、それを望んでいる人は確実にいる。


「安くて低品質の家ではなく、高品質が良いんだけど出来るだけ費用は抑えたい。」


「でも、どうすればいいのかわからない。」


「家は小さくていい。(むしろ小さいほうが良い)」


「どの会社がこんな希望を本当に叶えてくれるのかわからない。」



僕がまずそう。

僕がお客さんだったら僕が考えるようなことを提案をしている会社に頼みたい。



10人中9人は「特にそうは思わない。」と思うかもしれない。

しかし、10人中1人の「そういう家が建てたいんです。」という方のために仕事をしていきたいと思っています。


『家(house)ではなく、暮らし(life)を提供したい。』


というescnelに込めた想いのとおり。


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村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

前職での設計格言シリーズ。
:「自分の家を建てている意識で。」

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