ゆうです^^
先日、網川原のエスネルが無事に上棟しました!
今回は、上棟の前工程である「土台敷き」について。
網川原のエスネルはいよいよ大工工事に入っていきます!
晴天に恵まれた日となりました^^
「土台敷き」は上棟の前段階ですが、
引抜金物の設置や土台気密施工など気を抜けない作業が続きます。
足場が立ち、構造材が運ばれいよいよ作業開始!
土台を仮配置していく。
土台とは、基礎の上に置かれる柱設置の下地となる構造材。
土台が腐れば柱が倒れるため、非常に重要な部材です。
(慣用句でも「基礎」や「土台」はよく使われますね)
エスネルデザインでは土台の耐久性(防腐・防蟻性)を高めるため、高基礎を採用している。
(→雨の跳ね返りが当たりづらく木材の腐朽リスクを低減)
(→1m以下に木材がないため、薬剤による防腐処理が不要○)
また、土台には耐久性に優れた米ヒバを採用している。
(米ヒバは防腐性の高いD1特定樹種)
JAS認定材の米ヒバ(イエローシダー)の土台。
設計者(工事監理者)は設計通りの材が来ているか書類でも現場でも監理していく。
高基礎での土台敷きは一般基礎と異なり手間がかかる。
大工さんに感謝です。
土台を設置する前にまず気密パッキンを敷いていく。
(気密シートとゴムパッキンが一体になったもの)
写真の方は小林棟梁さん!
これから宜しくお願い致します^^
この上に土台を載せることで「基礎」と「木部」を連続させ気密層を作る。
続いて、引抜金物を設置していきます。
M16のアンカーボルト部分は地震時に大きな引抜力がかかるため、専用の引抜金物を設置する。
引抜金物設置完成形。(仮設置)
この金物の設置位置が非常にシビア!
(この上に柱が刺さるため、アンカーボルトのズレは±5mm程しか許されない。)
基礎屋さんにはご苦労をお掛けしました(>_<)
ありがとうございます!
【網川原のエスネル‐12】配筋工事監理-2「是正後の確認と型枠監理」
続いて、アンカーボルト(M12)が貫通する穴を開けていきます。
宜しくお願いします!
気密パッキン、引抜金物の設置、穴開けを終え、ようやく土台を置くことが出来ます。
引抜金物もピッタリ納まりました!
金物メーカータツミさん(左)と道川大工さん(右)。
金物の納まりを確認しながら慎重に設置していく。
無事に綺麗に納まりました。
(ひと安心!)
隅の気密パッキンも綺麗に連続して納めて頂きました。
土台どうしも金物で連結していく(黒い金物)。
ここで少し事件が。
アンカーボルトの座金(赤丸)が設計図で指示していたものと異なっていた!
すぐに小林棟梁に伝え、設計図通りの座金を手配して頂く。
工事監理者の必要性を感じる瞬間。
(めり込み耐力20.0kN)
座金がボルトに必要長さ以上かかっていることを監理する。
朝から始まった作業。12時までには土台が設置された。
土台敷き工程の最後は、1階の柱を設置していきます。
土台から出たホゾパイプに柱を刺し、ピンで止めていく。
柱を設置する大工さんの姿は本当に格好良い。
ドリフトピン。
柱に打ち込み、内部のホゾパイプと絡み固定される。
柱樹種、強度、サイズの確認。
オウシュウアカマツ、同一等級集成材E95-F315。
上棟前日作業(土台敷き)はこれにて終了!
小林棟梁、道川大工さん、中村大工さん、お疲れ様でした!
ありがとうございます^^
翌日の上棟も宜しくお願い致します!
【おまけ】................
この日の現場の変化。
(日影の変化も面白い♪)
一日の作業を動画にまとめました^^
【おまけのおまけ】................
小林棟梁がとても立派な仮設階段を作られていました。
(高基礎仕様の家にはあると便利)
完成形にも近くイメージが湧きます^^
完成形はこちら↓
設計事務所の仕事『3Dパース完成』‐case.網川原のエスネル‐
-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-
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エスネルデザイン代表
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