2018-01-26
豊かな暮らしのつくり方。16 ー『建物以外にかかる諸経費とは。』ー
ゆうです^^
家を建てようとするときにかかるお金は、工事費だけではありません。
諸経費と言われるその他の費用が掛かってきます。
ざっくり「諸経費」とはなにがあっていくらぐらいかかるのでしょうか?
ちなみに工事費は「工事請負金額」と言われます。
これは、工務店さんに支払う金額ですね^^家にかかる材料費・施工費の合計です。
住宅を建てる場合、その工事費のほかにもいろいろなお金が必要になってきます。
税金や登記費用や融資費用など。
結論から言うと、諸経費はおよそ200万円ほどあれば足りるかと思います。
その内訳は、
(ざっくりです。ケースバイケースです。)
・もろもろの登記費用・・・約25~30万円
表題登記・抵当権設定登記・保存登記・所有権移転登記など →司法書士・土地家屋調査士へ
→新潟観光大使。27『森山事務所(司法書士)』
・土地の仲介手数料・・・約40万円
土地売買価格×3%+6万円 →不動産屋へ
※仲介ではなく、売主から買う場合はかからない。
・税金・・・約20~30万円
不動産取得税・固定資産税精算金 →県・市へ
(土地価格と買うタイミングによる)
(土地、建物金額や軽減措置にもよる)
・融資費用・・・約50~100万円
手数料・保証料・つなぎ融資金利など →銀行へ
(借入額やローンの種類による)
その他費用
・地鎮祭初穂料・・・約2万円
・水道加入金・・・約5万円
・印紙税・・・約5万円(契約金額による)
などなど。ざっくりこんなところです。
基本的にこれらの諸経費は現金(頭金)で支払うのが一般的ですが、これら諸経費も含めて借りることができる住宅ローンもあります。
(頭金ゼロ、全額ローンというもの。)
当然ですが、これら諸経費も考慮した上で予算を決める必要があります。
順番としては、
1.年収や預金などの「収入」と生活費などの「支出」を生涯分算出し、老後まで問題なく家計が破綻しないかを確かめる。(ファイナンシャルシミュレーション)
2.その計画内で家にかけられる金額を算出する。
3.かけられる金額から上に挙げた「諸経費」を引く=建物と土地に掛けられる金額
4.3で出た金額の範囲内で土地と建物にかけるお金のバランスを見極める。
1~4までをちゃんと検討してから、建てる会社や土地を探し出すことが大切です。
もちろん初めのうちは、総合展示場や見学会にいろいろ行ってもいいでしょう。
しかし、そのまま流れで契約するのではなく、どこかで一度立ち止まって1~4までを検討してみてください。
特に1をどれだけ精度高く厳し目に検討できるかが、将来家計が苦しくなるか楽に暮らせるかの分かれ道です^^
(営業マンの言いなりでは甘めになる可能性大ですよ。)
→「家にかかるお金」の秘訣のオススメ記事はこちら
・豊かな暮らしのつくり方。07ー『家づくりは資金計画から。』ー
・豊かな暮らしのつくり方。07-2 ー『総予算の求め方!』ー
・豊かな暮らしのつくり方。07-3 ー『適正借入金額は!?』ー
・豊かな暮らしのつくり方。07-4 ー『適正返済比率は!?』ー
・豊かな暮らしのつくり方。14 ー『新築30年後にかかる費用。』ー
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