2018-01-29

新潟観光大使。31『柏崎、原酒造「酒彩館」と越の誉。』


ゆうです^^

週末は家族3人で柏崎の僕の実家へ。

その前に柏崎の原酒造「酒彩館」で内祝いのお酒を買いに行ってきました。





原酒造さんは、創業200年以上の柏崎の酒蔵で、「酒彩館」は酒蔵に併設する公式ショップです。

2010年に建て替えられ現在はモダンな雰囲気に生まれ変わりました。

入り口から入ったところ。酒彩館と新しい酒蔵が並ぶ。


看板商品は『越の誉』 。
「郷土の誉れとなる愛される酒を造りたい。」という想いが込められている。

蔵に書かれた「な」の書体がかわいい。「なべや」という屋号なんだそう。

入り口には大きな杉玉が!
杉玉は造り酒屋の看板として軒先に吊るされるもので、杉の葉の枯れた色を示すことで酒の熟成度を表現している。

息子も上機嫌♪



外周りを一通り見学してから建物の中へ。
(いつも相方には「早くいこーよー」と急かされる、)

広く開けたモダンな店内。
ちょうどすいている時間帯でゆっくり見学ができた。

原酒造の特別商品『銀の翼』
全生産量の数%しか造っておらず柏崎でも特約店のみの販売となっている。
出来上がる11月が毎年の楽しみ^^
今年は友人が僕の誕生日に大吟醸をプレゼントしてくれた。
 →いなか日記。56『銀の翼と名前入りの絵本。』


越の誉には『幸せを呼ぶ酒』という副題がついている。
大切な仲間と味わいたいお酒。
 →いなか日記。54『初雪と祝い酒。』

発泡する日本酒の「あわっしゅ」
酵母の出す天然の炭酸ガスが米の甘さと相まっておいしい。
最近では特別な日に頂きました。(気分はシャンパン?)
 →いなか日記。60『一級建築士合格発表!祝賀会で「わだの」さんへ。』

日中国交正常化を果たした角さんの写真が。
日中共同声明の式典では原酒造のお酒が乾杯酒として振舞われた。

「角さんとこの酒が中国との仲を取り持ったのかー」

僕が生まれる前の話だがとても誇らしく感じる。

観光ツアーのお客さんが大勢来られて、奥の試飲スペースでいろいろなお酒を呑んでいた。(うらやましかった!)
聞くと、白根の農家さんたちの集まりだそう^^

雪に包まれる中庭。
酒彩館では音楽の演奏会も開かれる。モダンな店内で庭を見て酒を呑みながら音楽を聴く。
なかなかの贅沢ですな♪



お目当ての内祝いの酒を購入^^
選んだのは柏崎の特別な酒「銀の翼」の大吟醸。
けんさんめぐみちゃん送ってるからお楽しみに!

おっちゃんに直筆で名入れしてもらった^^
達筆!話すと「最初は一番へたくそだったんだ。」って。
いろいろな話が聞けて楽しかったです♪

「越の誉」のスペシャルおちょこも頂きました。
これから家での晩酌はこれで飲もう♪




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冒頭に「2010年に建て替えられた」と書きましたが、

原酒造さんは2007年の中越沖地震(震度6強)で被災し建物の半分以上が倒壊しました。

築 70 年の木造土壁の蔵(幅18m、全長65m)は大きくひしゃげ、その壊れ方は木造の構造のテキストに載るほど悲惨なものでした。

おそらく多くの人が「もう駄目かも、、」と思ったことでしょう。

しかし、原酒造さんは復活しました。

「酒彩館」でのイベントやあわっしゅのような新しい酒造りなど精力的に活動されています。

僕は地震を経ていっそう原酒造さんの「ファン」になりました。

きっと柏崎の中には僕と同じような想いの人がたくさんいると思います。



原酒造さんありがとうございました^^

「越の誉」「銀の翼」は僕の世界一好きな日本酒です。

これからも呑んだ人を幸せにするお酒を造り続けてください。

ファンの一人としてずっと応援しています。

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