2018-01-21
「こだわらない家づくり」とは。良い家づくりの秘訣。
「こだわらない家づくり」というものを提案したい。
「身を乗り出して気張らなくていい家づくり」を。
設計者が建て主の分まで、想像を超えて本気でこだわるから。
誰しもマイホームには夢がある。
いろいろ見学し、あらゆる可能性を考えて、いろいろ取り入れようと間取りや内装を考えたりする。
しかし、
家は『シンプルな箱』でいい。
幸せは、その箱の『中』や『外』にあるソフトなもの。
だから箱の形や内装(ハード)にはこだわりすぎなくていい。
住まい手が
「本当に叶えたいこと。」
家づくりを考えだす前から「こうしたいな」「これがあった便利だな」と思っていたことだけ実現すればたいていはこと足りる。
そのほかの、『良い家に必要な要素』は全て設計者である僕が責任を持って考え提案します。
使い勝手の良い収納や間取りはもちろん、
耐震性や断熱気密性、採光や、資金計画に沿った建物予算のアドバイス。
こういう目には見えないところ。
しかし、10年20年してから本当にありがたく感じ出すところ。
「ゆとりある豊かな暮らし」を送るための秘訣。
そういうところを設計者が責任を持ってこだわります。
建てる方は安心して任せてもらって大丈夫です。
僕があなたの分まで裏でとことんこだわります。
『設計者がこだわり、建て主がこだわらない家づくり』が出来たら「良い家」ができる。
正確に言えば、
使い勝手、過不足ない面積、ゆとりある資金計画・トータルコスト管理、快適性、居住性、、、に設計者がこだわった結果、奇抜ではなく何十年とゆとりを持って暮らせる『素直な家(=豊かな暮らし)』ができる。
『素直でちょうど良い家。』
『素直で堅実な設計。』
『豊かでゆとりある暮らし。』
これを意識して提案していきたい。
例えば、雨漏りがしづらい屋根や庇の納め方、デザイン。
屋根の出がない家でいいのか、何十年と問題なく暮らせるのか。
外部のバルコニーは?メンテナンスは?雨漏りリスクは?
断熱性は?光熱費は?求める快適性と光熱費から決められる仕様。
窓は?樹脂窓?アルミ?木製?、、、長い目で見た理由ある選択は?
基礎の高さは?配管のメンテナンス性は?
照明・換気扇など設備は?交換は容易か?
上げ出したらキリがないが、
設計者の考え・思想によって仕様や材料や間取りの選定が異なってくる。
見た目が良いのがいいのか。
コストが安いのがいいのか。
性能か、メンテナンス性か、、
すべてはそのバランス。どこでバランスをとるのか。そのさじ加減。
だからこそ、
建て主がこだわるべきは『設計者』なのかもしれない。
会社の規模や見学した家の内装ではなく。
もちろん営業マンでもなく。
直接設計者に会いづらいならブログなどでも良い。
「その家を建てる設計者がどう考えているか。」
「どんな人か。」
「一本通った主義・信念はあるか。」
極端に言えば、「良い人」「話しやすい人」「一緒にいて楽しい人」でなくてもいい。
『この人なら家のことを真剣に考えて提案してくれる』と思える人。
『この人なら将来不具合が起きたとしてもきっと誠実な対応をしてくれる』と感じさせてくれる人。
『この人にお願いすれば良い家ができる』と信じられる人。
そういう設計者に出会えれば、きっと『あなたにとって良い家』が建つと思います。
肩肘張らずこだわらないでいい家づくりができるよう、素敵な設計者との出会いを探してみてください。
あたなにとって素敵な出会いがあることを祈っています。
(僕が今勤めている事務所の所長は上にあげたような「信じられる人」。僕の遠い目標。具体的な目標となる人に出会えた幸運に感謝。)
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