2019-04-30

豊かな暮らしのつくり方。22 ー『家にかかるコストを抑える秘訣。「長く住むこと」』ー


ゆうです^^

「家にかかるコストを抑える秘訣」をお教えします。

その一番の秘訣は、
イニシャルコストを抑えるでも、ランニングコストでもメンテナンスコストでもなく、

「長く使う(住む)こと。」

というとてもシンプルなものです^^




買い物をするときはどうしても
「価格(イニシャルコスト)」に一番目が行きがちです。
(ex.設計料、工事費)


その次が
「維持費(ランニングコスト)」
(ex.光熱費、税金、保険、)


その次が
「修繕費(メンテナンスコスト)」
(ex.外壁張り替え、サッシ交換、設備入れ替え、)


このあたりのお話はこれまで多々書いてきました。

豊かな暮らしのつくり方。14 ー『新築30年後にかかる費用。』ー
豊かな暮らしのつくり方。17 ー『家を建ててからかかる費用の差。』ー

ここまで考慮した上で「それに決めるか他のにするか」の判断が出来ればベターですが、住宅のように

「今まで経験のない買い物」
「比較検討項目が多数で複雑」だと、
十分な検討が難しく、会社の雰囲気や営業マンの人柄で「信じて」決めてしまうケースは少なくありません。

(「信じて」当たれば良いですが、ハズれれば大変な人生が、)




さて、
「家にかかるコストを抑える秘訣」ですが、
その一番のポイントは、
イニシャルコストを抑えるでも、ランニングコストでもメンテナンスコストでもなく、

「長く使う(住む)こと。」

です^^


家を建てるときは誰しも

「生きている限りは住み続けるだろう。」

と考えていると思います。

しかし、
「若い時に考えて建てた家」「高齢になったときに住みやすい家」にはギャップがあることもしばしば。

ギャップが大きすぎれば、その家に住み続けられない可能性もあります。




話を戻します。

誰しも出来ることなら支払うコストは少ないほうが良いですよね^^

コストを抑えるにはどうすれば良いのでしょうか。

家にかかるコストを「年単位」で考えてみてください。

「年間住コスト=支払い総コスト/年」

で考えるということ。

年間住コストを下げるには、
「支払いコスト(分子)」を減らすか、「年(分母)」を増やすか。


年(分母)が増やせれば年あたりのコストを減らすことが出来ます^^


例えば、

1800万円で建てた家を35年後に建て替えた場合、

年間住コストは51万円(=1800万/35年)


2500万円で建てた家に65年間住み続けた場合、

年間住コストは38万円(=2500万/65年)



イニシャルコストが高くても長期で住み続けられる場合、「年間住コスト」を抑えることが出来ます^^



................



では「長く住める家の秘訣」はなんでしょうか?


端的に言えば

「子育てが終わってからも住み続けやすい家。」

だと思います。



具体的には、


「広すぎず、掃除や暖房・メンテナンス手間が大変でないこと。」


「家中の温度差が少なく冬暖かいこと。」



これは、築35年超の我が家(妻の実家)が、
「広すぎて掃除や暖房が大変」「温度差があり冬寒い」ことを経験しているので身を持って言えます(^^;)
(義母の感想がまさにこれ)

(ただし、我が家は「それ以上の魅力を感じている」+「冬暖かく過ごす工夫をしている」ことで気持ち良く暮らしています^^)


低断熱の家に住む前は、

「高断熱の家でなくても、寒いときは寒い暮らしを楽しめば良いのでは?」

と考えていたときもありました。

しかし、それは若い(健康な)ときだから言えること。

家族(高齢者・子供)の健康を害してまで、自然のまま(我慢して)暮らそうとは思いません。


................


「長く住める家」の具体的な検討方法としては、

プラン(間取り)を見た際に、

「自分が70歳になっても住めるかどうか。」
(手に余らないか)

を想像してみると良いと思います^^

今、自分が70歳になったと妄想して「この間取りの家に住みたいか」考えてみる。

暖かさの想像は難しいですが、少なくても「広さ」が適切であるかどうかのイメージは出来ると思います。


................



また、その他の「長く住める家の秘訣」としては、


「耐久性が高いこと。」

・構造体が腐りづらいよう考えられていること。
・シロアリなどの生物劣化のリスクが低いこと。

【秘訣】エスネルデザインの基礎「高基礎」の3つの大きなメリット。

「メンテナンスがしやすく、入れ替えコストが少ないこと。」

・メンテナンス手間や入れ替えコストのかかる暖房設備などを入れていないこと。
・メンテナンス手間や入れ替えコストのかかりづらい外壁材を選んでいること。
・修繕しやすい「形状」の家であること。
 (凸凹が多いと修繕コストUP)


などが上げられます。


................

また、家にかかるコストを抑えるには「もうひとつ方法」があります。


それは「高値で売れること。」


「購入コスト-売却コスト」の差を抑えること。


そのためには、

・数十年後も通用する高い性能
(耐震性。断熱性、気密性など)

・第三者からの認定
(長期優良住宅認定など)

・手に残る詳細な図面一式

・工事監理報告書

・汎用性の高い間取り

などを考えて家を建てる必要があります。

豊かな暮らしのつくり方。18 ー『家は売ることを想定して建てる。』ー


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まとめます。


家にかかるコストを抑えるためには
イニシャルコストだけでなく

「その他にかかるコストの比較」

「家に長く住むための工夫」

「万が一のときに高値で売却できる準備」


に気を配って新築を計画すると良いと思います^^


-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-


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村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表

新潟の気候に合った「暖かい小さな家(エスネル)」を提案している。
趣味:旅行、カフェ、夕日、1歳の息子と遊ぶこと。



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