2018-08-31

築35年超の家の断熱材の施工レベル。床下のメンテのしづらさ。


ゆうです^^

下記の画像を覚えている方はいらっしゃいますでしょうか。

(いたらエスネルマニアの称号を授与します笑)

今回、この画像の検証を行いました。




ブログの文を付け足すとこんな感じ。


当該記事はこちら↓
S邸リノベーション。19「サーモグラフィ調査③『築35年の我が家』。」


正解は「築35年超の我が家の2階の天井の画像」でした^^

今回、屋根裏にもぐりこみ、断熱材の施工レベルを確認してきたのでした。

(あまりきれいな画像でないので閲覧注意)

無造作に置かれているだけの断熱材(グラスウール)

35年以上前の住宅の断熱レベルはこの程度。
断熱材は薄く、隙間だらけ。
(築20年の中古住宅の天井も同様だった。)
(今でもこの程度の断熱レベルの住宅は建てられている)

サーモグラフィで青くなっていた部分も当然隙間になっていた。
→熱の逃げ、結露リスク×


間仕切り壁部分に断熱材が入っていない。
(気密化もされていない)
→煙突効果で熱逃げ放題、、(T_T)

そして、廊下部分にはなんと断熱材は施工されてすらいなかった。
(もはや笑える)
(カバンが見える穴部分は点検口)

グラスウールにカビなどはなかった。

築35年超だが、天井に雨漏り跡がないようでひと安心。

築35年以上経っても隙間のない刻み仕口に感動。



我が家の断熱は改善の余地「大あり」でした。


................

続いて床下へ。

床下の様子。
地面には防湿シートが施工され、床下には断熱材がきれいに設置されていた。
(中越沖地震後の改修によるもの。)

防湿シート表面で結露していたので温度を測ってみると、、

床下の地面の表面温度は22.6℃だった。
(外気が多湿のため、結露していたが大きな問題はない)



そして伝えたいのがこれ。

床下は汚く、天井高が低く、障害物も多い。
→メンテナンスはとても困難!

有効高さ40~50cm。
(体を曲げながらのほふく前進でやっと。)

これは、今の住宅でも一般的な仕様です。





エスネルデザインでは、床下の高さは1.2m~1.4mを確保する設計をしています。
(床下も室内同様に断熱している)

前職時に担当したY様邸の床下。(天井高1.4m)



理由は、

・家の耐久性を上げるため。
 
→木部の腐朽、劣化、シロアリ対策。
 木部が地面から離れていれば、雨がかりは少なくなり、シロアリ発見率も高くなる。



・床下を収納として利用するため。
 
→小さい家には床下の大容量収納は相性ぴったり。
 季節飾りや子供のもの、旅行ケース、アウトドア用品など日常的に使わないものを収納するのに床下はとても便利。



・床下エアコンの暖気を効率よく全体に行き渡らせるため。
 
→床下空間が小さいと暖気にムラができやすい×


そして、

・床下のメンテナンスが容易なため。

→床下には給排水の配管が集まる。
 地震時などに漏れがないかを住まい手が容易に確認できれば漏水被害は軽減できる。

→床下エアコンを採用する場合、床下はきれいでなければならない。
 床下は容易に掃除できることが条件となる。


です。


配管の点検、床下の掃除が容易なT様邸。(天井高1.2m)
アウトドア用品や五月人形など季節飾り等が収納されている。




小さな家でも、屋根裏空間や床下空間を積極的に利用することで使える面積は格段に増やすことが出来ます。

そうすることで、実際の面積より広く住むことが可能になります。
(全ては工夫次第♪)



-「超高断熱の小さな家」escnel design-

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