ゆうです^^
最近、海外製食洗機を入れられる方が増えています。
国産の食洗機に比べると非常に高価。
しかし、それを上回る満足度!?
複数メーカーの食洗機を見比べてきました。
先日、海外製食洗機を扱われているイデアルキッチンさんのショールームへ^^
イデアルキッチンさんのショールームは、SHS鳥屋野店さん内にある。
板張りの外観が格好良い。
シルバーグレーに経年美化した(おそらく)レッドシダー縦張りの外観。
先日、住学でご縁のあったSCAPE INCさんのお庭も♪
どこも思わず写真を撮りたくなる風景だった。
店内へ。
イデアルキッチンさんのショールームは2階。
海外製食洗機は非常に高価なもの。
比較検討し、納得した上で購入したい。
さてさて、食洗機についてですが、
国産食洗機が約10万円のところ、海外製食洗機は約35~40万円!
約3.5~4倍も高価です。
「設備(家電)にそこまではちょっと、、、」
と思う方が多いかと思います。
僕も少し前まではそうでした(^^;)
しかし、海外製を入れられたほぼ100%の方が、
「本当に入れて良かったです。」
「便利すぎてこの食洗機がない生活はもう考えられません。」
と惜しみない賛辞を送られています。
特に共働きや子育てに忙しい家庭には本当に助かるんだと思います。
網川原のエスネルでも海外製食洗機が入っています。
実は最後の最後まで、国産か海外製か悩まれていました。
先日お会いした際に「食洗機どうですか?」と尋ねたところ、
K様は、ただ一言、
「最高です。」
と。
全てを悟った瞬間でした^^
僕は国産も海外製も食洗機の使用経験はないのですが、
もし自邸を建てるのであれば、海外製食洗機を入れると思います。
国産のものでも十分かもしれませんが、
今までいろいろと感想を聞いた経験上、
海外製食洗機の満足度は国産の食洗機を大きく上回ると感じています。
国産食洗機と海外製食洗機には何点か大きな違いがあります。
1番はなんと言っても、出し入れの仕組み・形状。
国産食洗機は基本的に引き出し式。
引き出し式は、おそらく世界を見ても日本製だけの形状。
ハッキリ言うと引き出し式の使い勝手はぼちぼち、
底からどんどん食器を重ねていく
(狭い引き出しの中に)
ある程度几帳面さが求められる作業です。
「面倒で使うのを止めてしまった」という話を聞くことも。
※食洗機なしの暮らしから比べるととても便利。
(海外製を知らないほうが幸せかも?)
引き出し式が生まれた背景として、
日本人は、毎食後食器を洗いたいという人が多い(多かった)。
→収納量が少量で良い。
→多少入れづらくても量が少なければセーフ?
→おそらく「売れるであろう価格」から逆算して設計された?
(大きさ、防水しやすさ、配管のしやすさ、、)
(海外製方式はパーツが多くコストがかかる、配管もスペースを取る、)
(食洗機文化がなかった時代、いきなり何十万の商品は売れないと判断されたのかと)
それらの始まりから今日まで「引き出し型」のまま来ています。
かたや、海外製はフロントオープン方式。
まず、圧倒的に入れやすいということ。
食器が重ねやすい。鍋類も入れやすい。
入れやすい=取り出しやすい。
毎日行う家事ではこの「出し入れのしやすさ」がとてもありがたい。
この点が圧倒的に国産と異なる点。
続いての違いは、容量。
国産食洗機(幅45cm)対して、海外製食洗機(幅60cm)は容量差、約3~4倍以上はある。
海外食洗機は、毎食後稼動ではなく、1日1回稼動を想定しています。
朝昼晩ごはんの3食分の食器を一度に洗うという想定。
少し不安を感じるかもしれませんが、使うとすぐになれるそうです。
(3食分の食器の準備が必要)
(→食洗機がそのまま食器棚になるとの声も)
続いての違いは、予洗いが必要かどうか。
これも大きなポイント^^
国産食洗機は「日本人は予洗いをしたい傾向が強い」ことを想定し、予洗いが必要な作り(洗浄力)になっています。
対して、海外製は予洗いを想定しておらず、汚れた食器のままで入れても綺麗になる。
これは、海外は日本と違い、水道代が高い=予洗いは経済的でない(+面倒)ことが設計に反映しているようです。
また、海外の水は硬水が多く、水道水+手洗いでは汚れが落ちづらいことが食洗機の普及に影響しているんだとか。
(イデアルキッチンさん談)
海外製は、シャワーヘッドが上下(+中段)にあり、お湯のかかりも良く汚れが落ちやすい。
................
続いてのポイントは、乾燥具合。
ここは、国産のほうが優れている点♪
海外製は余熱乾燥方式。
(自然乾燥)
国産は機械乾燥方式。
日本製のほうが食器はよく乾きます^^
ここも国民性や気候が設計に大きく関係している点。
日本人はバッチリ乾燥が好き。
それは、日本は湿度が高く、カビのイメージから
湿ったまま=不潔
というイメージが頭にある。
かたや海外(欧州)は乾燥した地域が多く、半乾きでも「まあ良いでしょ」という感じ。
・風を吹きかけることによる雑菌付着リスク
・急激乾燥による食器の割れ
などを避けているという話も。
(イデアルさん談)
「海外製食洗機は乾燥具合がいまいち」という声も聞かれるので、要検討ポイントかもしれません。
(それを差し引いても便利という声が多い)
................
便利で、近年人気の海外製食洗機。
では、なぜ国産メーカーはフロントオープン方式の食洗機を作らないのか?
実はある機会に、大手家電メーカーの開発部の方に聞いてみたことがあります^^
その方が言うには、
「大手はかなりの数量が売れることが見込めないと開発はしない。」
「フロントオープン式は人気とは言え、全体で見ればその需要は多くはない。」
とのことでした。
「なるほど。」と思ったことを思い出します。
(その方は何度かフロントオープン方式を作ってほしいと社内に掛け合ったが、上記の理由でボツになったとのこと)
また、海外製はすでに生産体制もだいぶ先行していて、全世界で販売していてスケールメリットもあるため、国産メーカーがこれから勝負をかけても分が悪いのだろうと推測されます。
ということで、国産の改良を待つより、割り切って海外製を買ったほうが早そうです。
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さて最後に、各メーカーの食洗機をダイジェストでご紹介!
ミーレはブランド力あり。
AEGは他メーカーよりリーズナブル。
(消耗品の耐久性の考え方に違いあり)
洗浄方式や容量など大まかな性能はどのメーカーも大差はないとのこと。
ミーレ:G6620SCU。
網川原のエスネルはミーレが採用された。
AEG:FEE93810PM。
最下段がせり上がってくるシステムが特徴的。
「コンフォートリフト」
地蔵のエスネルのM様はAEGを選ばれた。
ボッシュは最大手。
ガゲナウはハイエンド品。
(ガゲナウは現在ボッシュの子会社になり、ボッシュがトヨタ、ガゲナウがレクサスのようなすみ分けだとイデアルさん)
同じグループだけあって内部は共通パーツも多い。
ボッシュ:SMI69N75JP。
ガゲナウ:DI250460。
ASKO社の食洗機もあり、フロントオープンの幅45cmなどを見比べることも出来た。
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端的にどのメーカーが良いかと言うと、、、
ずばり分かりません。
メーカーそれぞれにラインナップがあり、機能やデザイン差もあり、コスト差もあり、
言えることは、海外製食洗機を採用するのであれば、
実物を見比べること。
イデアルキッチンさんのショールームは
・各メーカーが揃っている
・イデアルさんの専門的な解説が聞ける
ことなどからとてもお勧めです^^
SHSさんに遊びに行った際にでも、ショールームをのぞかれると参考になるかもしれません♪
※もちろん「食洗機なし」も「国産食洗機」も良いと思います。
検討の上、それぞれのライフスタイルに合わせて設備が選べれば良いですね。
検討の参考になれば幸いです。
【追伸】................
国産食洗機をまじまじと見直したところ、これでも十分かも?とも。
検討は続きます♪
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エスネルデザイン代表
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