ゆうです^^
エスネルデザインで使われるアイテムたちを紹介します。
和紙、階段、ロールスクリーン、PC板、造作ポストなど、、
選定のポイントは「長く愛せるか」です。
和紙を貼った障子の照明シェード。
照明器具を表しにせず、和紙を間に挿入することで光も見た目も柔らかくなる。
複雑なことはしていないのでローコストでメンテも容易なのがミソ。
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大工さんが造る木製スケルトン階段。
造作階段は大工さんの腕の見せどころ。
板の木目や手摺の留め納まりがとても綺麗。
階段の段板をそのままテレビ台や飾り棚にデザインした。(T様邸)
大工さんの技が光る。
「手仕事感」を残したい。という想いがある。
家は工業製品ではなく、人が現場で作るものだから。
蹴込板がないため、視線が奥まで抜け、圧迫感が少ない。
また、スケルトン階段は吹き抜けとの相性が良い。
夕日に照らされ出来る階段の影もまた素敵。
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ロールスクリーンの仕切り。
エスネルデザインでは、仕切りに建具ではなくロールスクリーンをお勧めすることが多々ある。
それは、コストダウンも理由のひとつだが、「全開に出来ること」が一番の理由。
引き違い戸だと片方しかオープンに出来ない。
片方ずつ開け閉めするのは手間。
そんなときロールスクリーンだとフルオープンにすることが出来る。
そもそも仕切る必要がなかったりする場合も多い。
(個室のクローゼットなど)
ロールスクリーンはサイズもデザインも豊富。
(こだわりすぎると建具より高くなるので注意)
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PC板。
(既成コンクリート板)
PC板をひいただけの素朴なアプローチ。(Y様邸)
固定しているわけではないので移動も可能。
「あまり肩に力を入れすぎないデザイン」を意識している。
(完璧でスキがなさすぎるデザインは少し緊張してしまうため)
少しラフに仕上げるからこそ、自由にアレンジが出来る。
(そこが住み手の個性やおもてなしの想いを表す。)
真鍮の目地切り棒や滑り止めも経年変化で味が出てきて良い感じ。
玄関内のモルタル土間。
新築当初のスベスベした表情も良いが、、
使い込むに連れて味が出てくるのもまた良い。
真鍮と洗い出しとなったモルタル土間と木の床。
自然素材どうしは良く馴染み、共に経年美化していく。
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造作ポスト。
木の壁に埋め込まれたシンプルな造作ポスト。
あえて細かい指定をしないこともある。
それは大工さんの個性が出て設計者が考えた以上に良いものになるから。
外壁の木目が綺麗にそろったポストの表面。
誇りを持って仕事されている大工さんは設計者が指示しなくても素晴らしい仕事をされる。
工場で作られたカッコいいポストも素敵ですが、
「造った人の顔が見えるポスト」
というのも素敵ですよね^^
ポストに限らず、家はそうありたいものです。
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エスネルデザイン代表(設計士)
建て主様から学ばされたこと
:造作ポストは傘置きにもなる♪
-「超高断熱の小さな家」escnel design-
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