ゆうです^^
先日「住学番外編」が開催され、
加藤淳一級建築事務所さんの「東中島の家」と、
サトウ工務店さんの「タトウノイエ」を見学させて頂きました!
どちらも素晴らしい住宅で大きな刺激を受けました。
その後のご飯会も為になる話が続出。有意義な一日になりました^^
まずは加藤さんの「東中島の家」へ^^
なんと月曜の昼にも関わらず、今回の番外編に集まったのは30名以上!
(1回目の住学本編と同じくらい??番外編の規模も拡大している)
みんなで歩いて完成したお宅へ向かいました。
「東中島の家」
今週末開催の見学会に向けて作業は大詰め!
スッキリとした外観に、2階の「サッシ+ベランダ」が光る。
ひと目見ただけで「建築士が力を込めて設計した跡(魅力)」が伝わってくる。
玄関戸は木製高断熱ドア(塗装+ガラス欄間)。
加藤さんの玄関への想いが感じられる。
玄関正面のファブリックが埋め込まれた壁。
これが住み手の個性を伝える「飾り棚」。
ピタッときれいに納められているが、取り外し・生地の交換が可能。
加藤さんの細やかな配慮が伺えます^^
加藤さんから説明を聞く。
苦労した点、配慮した点など「設計者からの話」は三度のメシよりみんな好き?
検討の「跡」が伺えてとても面白い。
「限られた条件(敷地・要望・予算)の中でどれだけ効果的な提案を示せるか」
が設計者の力の発揮どころ。
建て主様が希望された「ヘリンボーン張り」のキッチン壁。
ラスティックで個性のある表情が素敵。
(材種や張り方はアンドウッドさんと相談されたんだとか)
水洗の根元は防水性のあるメラミン仕上げ。(板への水染み防止)
こういった細やかな配慮を僕も大切にしたい。
隣家の柿の木が借景できる畳コーナー。
狭小地では「どこに視界(採光・景観)を開くか」はとても大きなポイント。
加藤さん、さすがです!
僕が感じたことは
「天井高が2.4mよりもほんの少し高い気がする。でも2.45mまでまではなさそう。
(そんな細かい天井高設計するのかな?)」
と思い、加藤さんに聞いてみると、天井高は2.426mでした!
26mmの違和感を感じとれたことが嬉しかったです^^
(職業病?)
そして「26mm(窓枠の幅)だけ天井を上げる」という加藤さんの繊細な設計にも驚かされました。
見学を終え、続いての見学会場へ。
サトウ工務店「タトウノイエ」。
可愛い小箱がぽこぽこと置かれたようでとても抽象的。
外壁には電線もなく、雨どいもない。
→施工中の様子はこちら。
室内も階段が浮くなど抽象度合いがとても高い。
エスネルデザインや他の会社のパンフレットが置かれたコーナー。
→エスネルデザインのリーフレットと『サトウ工務店さん見学会開催!』
もはやサトウ工務店さんの代名詞「モイスの壁」
スッキリした収納壁かと思いきや、、、
ひとつはなんとトイレのドアでした!
いろいろすごすぎて途中から言葉がなくなっていく。
(出るのは感嘆のため息ばかり?)
見学会で配られている案内。
設計のポイントがわかりやすくまとめられている。
なぜ「タトウ(多棟)」になったのか。
それは高低差のある敷地条件を活かしたためでした。
理由のある設計。(さらに構造計算の裏付けあり)
デザイン力、構造、現場への精通、モイス壁など職人さんの熟練度、、
サトウ工務店さんはトータルでの「建築力」が非常に高い。
全国的にもトップクラスの工務店だと思います。
(もはや説明するための言葉がみつかりません。)
そして、その気さくで優しい人柄。
実力も人間力も兼ね備えられた方。住学に人が集まるわけですね。
次回の住学の案内をしてこの日は終了。
次回はなんと「大地の芸術祭2018」でお披露目される建築の見学。
人のつながりが建築のつながりを呼ぶ。
建築だけでなく「大きな流れ」のようなものを学んでいる気がしています。
この日はこのあと都合がつく方でご飯会へ。
18時からのご飯も気づいたら21時前。
お酒も飲まずに大の男たちが建築談義に盛り上がっていました^^
「次の住学のアイデア」や「ITツールを駆使した最新のプレゼン手法」など、
みんなで話していると話題はつきませんね。
とても愉しい時間でした^^
加藤さん、サトウさん、皆さん、本当にありがとうございました。
今後とも宜しくお願いいたします。
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エスネルデザイン代表(設計士)
:「今日一日でどれだけ成長できるか。」
-「超高断熱の小さな家」escnel design-
【お知らせ】................
加藤淳一級建築事務所さんの「東中島の家」の見学会は今週末の7/8(日)です^^
詳細は下記リンク先をご参照ください。
こだわりのヘリンボーン | 加藤淳一級建築士事務所の日記
ネイティブディメンションズの鈴木さんもこの日のことをブログに書いています^^
番外住学ー酔ってない時ほどダメージでかい編ー - native dimensions blog
石田伸一さんもブログで書かれています!
『住学。そして住学番外編。』
住学が成り立つ理由「なぜ他社の紹介をするのか」
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