2018-11-22

S邸リノベーション。28「防水処理・床気密・外張り断熱!」


ゆうです^^

S邸の工事報告です。(10月上旬)

外周りの防水処理や床の気密処理がまとまってきました。

そして、外張り断熱材が張られました!





前回、床に断熱材が吹き付けられたところをお伝えしました^^

S邸リノベーション。27「床断熱材施工!UB設置。」

今回はその上の気密処理です。

断熱材の上に気密シートを貼っていく。
(通常、リノベーションで気密シートまですることはほぼ無い。)

エスネルデザインでは新築と同等(またはそれ以上)の性能を出す『断熱気密リノベーション』をお勧めしています。

「リフォームだから」と曖昧にするのではなく、
断熱性はUA値を計算して、気密性はC値を実測して、明確な数値で性能を示します。

(S邸の断熱性は一般的な新築よりも数段性能の高いUA=0.35!

気密シートを貫通する配管周りは気密テープで塞ぎ気密を取る。

とても大変なのが柱周りや壁付近。
ハッキリ言うと、リノベーションで気密を取るのは新築よりも数倍手間が掛かり難しい。

逆に言うとリノベーションには大工さんの腕や経験が必要ということ。

そしてなにより誠実さ・真面目さが必要。

気密処理は単純作業の繰り返し(テープ処理)。

「このくらいでいいか、、」

と思ったら数値は出ません。


今回、齋藤建築さんにはとてもきれいに気密処理をして頂きました。

中間気密検査が楽しみです^^(ドキドキ)

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さて、外周りでは耐力壁「モイス」が張り上がりました^^

サッシも設置された。
白いテープは、、、?

両面テープになっていて防水シートとサッシを密着する。
では、木材(奥行6cm)はなんのため、、、?

ヒントはこちら^^↑

外張り断熱材を張るための段差調整材でした^^
断熱材は最高断熱性能を誇るフェノールフォーム(厚6cm!)

図面の赤い部分が外張り断熱材になる。
内側の断熱材と合わせると断熱材の厚みは16cm以上!
これが新築よりも高断熱性能になる理由です^^

断熱材の断面を見るとこう。
「外張り断熱」と言っても材の種類や厚みによって性能は様々ですが「フェノールフォーム・厚6cm」は最高レベルの断熱仕様。

その上から防水シートを張っていく。
エスネルデザインでは信頼性の高いタイベック(デュポン社)を指定している。

【秘訣】「タイル外壁ってどうなの?」35年後の張替えを想像する。

サッシ周りも両面テープでしっかりと防水処理がなされた。

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玄関ドアも設置されました^^

厚さ約7cm超高断熱木製ドア(スウェーデン製)です。
(熱貫流率 0.85w / ㎡・K)
風合いと性能の両立ですね^^(値段は高い)




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S邸では計画のメインである「断熱」「気密」工事に入りました。

リノベーションならではの難しさもあり、その都度大工さんと打合せしながら工事を進めています。

断熱・気密は最終的には現場の精度が命です。

工事監理者と施工者が一体となり精度を守っていきます。


-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-


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