ゆうです^^
S邸の工事報告です。(10月上旬)
外周りの防水処理や床の気密処理がまとまってきました。
そして、外張り断熱材が張られました!
前回、床に断熱材が吹き付けられたところをお伝えしました^^
S邸リノベーション。27「床断熱材施工!UB設置。」
今回はその上の気密処理です。
断熱材の上に気密シートを貼っていく。
(通常、リノベーションで気密シートまですることはほぼ無い。)
エスネルデザインでは新築と同等(またはそれ以上)の性能を出す『断熱気密リノベーション』をお勧めしています。
「リフォームだから」と曖昧にするのではなく、
断熱性はUA値を計算して、気密性はC値を実測して、明確な数値で性能を示します。
(S邸の断熱性は一般的な新築よりも数段性能の高いUA=0.35!)
ハッキリ言うと、リノベーションで気密を取るのは新築よりも数倍手間が掛かり難しい。
逆に言うとリノベーションには大工さんの腕や経験が必要ということ。
そしてなにより誠実さ・真面目さが必要。
気密処理は単純作業の繰り返し(テープ処理)。
「このくらいでいいか、、」
と思ったら数値は出ません。
中間気密検査が楽しみです^^(ドキドキ)
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さて、外周りでは耐力壁「モイス」が張り上がりました^^
白いテープは、、、?
では、木材(奥行6cm)はなんのため、、、?
ヒントはこちら^^↑
外張り断熱材を張るための段差調整材でした^^
断熱材は最高断熱性能を誇るフェノールフォーム(厚6cm!)
図面の赤い部分が外張り断熱材になる。
内側の断熱材と合わせると断熱材の厚みは16cm以上!
これが新築よりも高断熱性能になる理由です^^
断熱材の断面を見るとこう。
「外張り断熱」と言っても材の種類や厚みによって性能は様々ですが「フェノールフォーム・厚6cm」は最高レベルの断熱仕様。
その上から防水シートを張っていく。
エスネルデザインでは信頼性の高いタイベック(デュポン社)を指定している。
【秘訣】「タイル外壁ってどうなの?」35年後の張替えを想像する。
サッシ周りも両面テープでしっかりと防水処理がなされた。
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玄関ドアも設置されました^^
(熱貫流率 0.85w / ㎡・K)
風合いと性能の両立ですね^^(値段は高い)
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S邸では計画のメインである「断熱」「気密」工事に入りました。
リノベーションならではの難しさもあり、その都度大工さんと打合せしながら工事を進めています。
断熱・気密は最終的には現場の精度が命です。
工事監理者と施工者が一体となり精度を守っていきます。
-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-
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