ゆうです^^
先日、シルバーグレーに経年変化した杉板の様子を報告しました。
結果、水切れが良く乾きやすければ板の中身はほとんど変わらないことが分かったのですが、
水切れが悪かったらどうなるのでしょうか?
今回ちょっと板をイジめます!
前回までの実験の報告はこちら^^
①実験のあらまし。見た目の変化(裏表)、反りなどについて
【秘訣】杉外壁経年変化実験まとめ①「見た目の変化」。
②板の中身について。シルバーグレーの下はどうなっている?
【秘訣】杉外壁経年変化実験まとめ②「中身の変化」。
実験の結果、1年間露天で雨ざらしでも、水切れが良く乾燥しやすい状況であれば、表面0.数mmがシルバーグレーになっても板の内部は健全で腐っていないことが分かりました。
ここまでで実験完了なのですが、悪いことを思いついてしまいました^^♪
水切れが悪かったらどのくらいで腐るんだろう?
(イジメっ子ですね、)
実験が終わった板(1年間雨ざらし)をバケツに入れて、、、
水をかけ漬ける!!
(杉・レッドシダー、無塗装)
木が腐る条件は、
「温度」「湿度」「水分」「栄養」の条件がそろったときです。
通常「温度」「湿度」「栄養」の管理は難しいので、木を腐らせないためには「水分」を防ぎます。
その水分をたっぷり与えたら、、??
おネコ様も興味津々?
これから冬で、温度も絶対湿度も低く、また土とも縁を切っているのでどうなるかは未知ですがどんな変化があるか楽しみです^^
【一週間後】................
ある変化がありました。
レッドシダーの裏面にカビが生えた!
おそらくカビ。腐朽菌ではない(?)
(詳しい方がいたら教えて頂きたい!)
ちなみに、
「カビ(真菌類)」は木の繊維までは破壊しないもの。
(構造的な影響なし。※人体的な影響あり)
「腐朽菌」は木の繊維を破壊するもの。
(構造的な影響あり。)
他の板は目立った変化なし。
(まだ一週間なのでなんとも言えない)
こちらも変化があればブログで発信していきます^^
なんでも試すことが「気付き」につながると思っています。
自然素材は面白いですね!
-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-
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