ゆうです^^
いよいよ今回が原惣右エ門工房見学の最終回です。
紫銅焼された銅器が斑紫銅に仕上がるまでをご紹介します。
おまけの写真集もありますよ^^
前回、銅器が焼かれ、銅に酸化皮膜が形成されました。
原惣右エ門工房見学vol.3【紫銅焼!斑紫の秘密】-唯一無二の表札プロジェクト-
焼かれた銅器は手作業により4~5工程の磨きが行われ、原さんによって炎のユラメキ模様が整えられていきます。
磨き後の銅器がこちら。
原さんにより炎の模様が整えられた。
赤い部分が酸化皮膜が強く残った部分。
その部分を自然な形で残るように磨いていく。
そして、磨き後の銅器を特殊な薬剤に漬け込んでいきます。
漬け時間は条件によりまちまち。
様子を見ながら色の変化を見極めていく。
「夏よりも冬のほうが温度管理が難しい。」
と原さん。
十分に色が変化し、酸化部分が紫色に変わったら斑紫銅完成です。
炎の部分は色だけでなく艶感も異なり銅器に奥行き感を与えている。
人工的でない自然的な模様。
ひとつひとつ手仕事されたことが伝わるデザイン。
原さん、何日も見学させて頂きありがとうございました^^
とても楽しく勉強させて頂きました。
僕は鋳物のことをほとんどなにも知りませんでした。
今回、どのように鋳物が出来るのかを見させて頂き、鋳物への愛着がわきました。
また一柏崎市民として、市内に原惣右エ門工房さんがあることを誇らしく思いました。
具体的に表札を依頼する際にはまた宜しくお願い致します^^
僕もこれから頑張ります!
【おまけ写真集】................
扇風機も「斑紫」模様!?
「晴雲」の刻印。
銅の釜(常温)
加熱後。
【薬剤つけ込みの動画^^】
-「超高断熱の小さな家」escnel design-
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原惣右エ門工房見学vol.3【紫銅焼!斑紫の秘密】-唯一無二の表札プロジェクト-原惣右エ門工房見学vol.4【斑紫銅完成・その他】-唯一無二の表札プロジェクト-
原惣右エ門工房の斑紫銅 at 柏崎。『唯一無二の表札プロジェクト。』
原惣右エ門工房さんHP。
原惣右エ門工房 - 五代晴雲|新潟県無形文化財
鈴木亮平さんが書く「新潟モノ物語」
炎が生み出す美 "斑紫銅"の技を継承する柏崎の鋳物師
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