ゆうです^^
最近ふと思ったことがあります。
家族団らんってなに??
そこに家づくり・豊かな暮らしのヒントがあるのではないかと。
(いろいろな答えがあると思いますが、僕の主観です)
「家を作る」「家族で団らん」と考えると、
「だったら広いリビングを。」
と考える方も少なくないのではないでしょうか。
しかし、よく考えてみてください。
リビングで団らん?
本当に??
僕の子供の頃を思い出してみると、リビングではテレビを見ていました。
家族みんなで見ることもあれば、子供だけで見ていることも。
団らんというよりは「個人的に好きな時間を過ごす」感じ。
見たいテレビが分かれれば、別の部屋で各々過ごすことも。
では、家族の団らんとは??
こう思ったのは「息子が生まれたこと」が大きく影響しています。
「子供の視点」から「親の視点」で物事を見るようになってきました。
子供とはいずれ離れるときが来る。
だったら、出来るだけ同じ時間を一緒に過ごしたいものです。
独立祝いと『子供といる時間の短さ。』
さて、家族の団らんとは??
僕は
『夕飯』
ではないか。と思っています。
夕飯は、家族みんなで同じこと(ご飯を食べる)をします。
近い空間で向き合って同じことをする。
「箸とって」「醤油とって」など自然と会話が生まれる。
無理に会話がなくても良い。
「同じ時間を一緒に過ごすこと」=「団らん」
とするならば、夕飯はまさに団らんだろうと。
食後にリビングに移動するにしても「良い空気感」は夕食時に出来ているのだろうと思います。
であるならば、
『夕飯(ダイニングテーブル周辺)の居心地の良さ』が大切。
大切にするのはリビングよりもダイニング。
ダイニングテーブルの大きさにゆとりがあるのもちろんのこと、
近くに収納がある、家計簿やパソコンが使いやすい、子供が勉強できる、景色が良い、冷蔵庫とのアクセスが良い、TVが見やすい、ゴミを捨てやすい、、
など、様々なことが考えられます。
さらに、リビングとダイニングが近いこと。+キッチンとも近いこと。
が団らんを作る秘訣だろうと。
(夕飯)みんなでダイニング
↓
(食後)母:キッチン・父:ダイニング・子供:リビング
となったときに、出来ればお互いの距離が近く(会話できる距離≒6m以内程)、そして顔(目)が向き合っていること。
(各々が背を向いていないこと)
小さく密度の濃いLDK(=家族の間)が団らん作りを手伝うのではないかと。
(ダイニングとリビングで背を向き合ってしまうパターン。)
※建築が出来ることはあくまで「お手伝い。」
(団らんは家族の生活や性格が影響する比率が高いでしょう。)
また、
「夕飯を長引かせれば、団らん時間をより過ごせるのでは?」と検討中。
例えば、
・家族で食後のお茶タイム、デザートタイム。
なんてどうかなと。
(我が家では実践中。良い感じです^^)
子供が大きくなってからも我が家のルーティンにしてしまおうと計画中です。
いろいろな考え方があると思いますが、
「家族の団らん」≒「ダイニングの居心地を大切にした家づくり」
を考えると豊かな暮らしが近づくかもしれません。
おまけ................
僕のダイニングでの団らんの思い出は、家族みんなで夕飯時に「学校へ行こう」を見ていた記憶。
リビングでの団らんの思い出は、大晦日にみんなでこたつに入って「紅白歌合戦」を見ていた記憶。
がパッと思い浮かびました。
TVを見ながらした会話は覚えていませんが、きっとその時にした会話や空気感も含めて良い思い出なんだと思います^^
-「超高断熱の小さな家」escnel design-
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