ゆうです^^
先日完成した「丘の上に建つK様邸」に伺ってきました。
土間コン空間、紙障子の間、木製建具、外構、造作キッチン、、
設計の技が盛りだくさんの邸宅です。
(太陽光+蓄電池+融雪装置+ガレージシャッターなど設備も超豪華)
僕が前職で担当させて頂いた御宅でした。
K様、ブログへの掲載許可ありがとうございました。
※前職時の御宅なので局所写真のみ紹介させて頂きます。
全容は師匠のブログをご参照ください↓
囲炉裏型土間キッチン 上山の家 完成写真その1
囲炉裏型土間キッチン 上山の家 完成写真その2
K様邸は県外。
温泉と有名な高層マンションが建つ都市から新潟に何度も足を運んで頂いた。
柏崎から4時間程で到着。
RC擁壁+小熊笹。
笹は対候性も繁殖力も高く他の雑草が生えづらい。
RCとの見た目の相性も良い。
(数年で土が見えなくなるほど繁殖する)
RC擁壁+小熊笹は「山取り樹木の庭と杉板の家」でも↓
『山取り樹木の庭と杉板の家』完成 at 新潟市関屋
高低差が小さい部分には石積みも。
黒く鋭利でモダンな石でなく、角が丸く茶が入った暖かい風合いの石が前職での定番。
(エスネルデザインにも引き継がれている)
庭は人工芝張り。
「前面道路から見える部分」「とても広い」 「管理しきれない」場合は人工芝は有効な選択肢の一つ。
今の人工芝は昔に比べてとてもリアル。
(ただ人工物は劣化は避けられないので張替を想定しておくことが必要)
丁寧に積まれた石段。
ただ並べるのではなく石を組み合わせて積むのはとても手間がかかる。
その分それが醸し出す風合いは最高。
施工の様子は師匠のブログをご参照↓
上山の家 足場撤去と外構
石で造作した水受けと木製の照明支柱。
玄関ポーチは「モルタル+真鍮目地」。
経年変化が愉しめる組み合わせで前職の定番。
(築2年のT様邸より)
板外壁と木製玄関戸と木製造作開口部。
新建材では出せない風合い。
枠回りに大工さんの職人技が光る。
板外壁は造作ポストとの相性がとても良い。
(施工しやすさも見た目も)
シンプルな木製ポスト。
(詳細設計したのが懐かしい)
受けは車庫側から。
スペースがあるので、確認+回収がしやすいよう横長に。
細かな設計の工夫が豊かな日常を作る。
玄関と車庫をつなぐ木製戸にも職人技が光る。
『人の手で作られているということ。』
時代が進化すればするほど増していく価値。
工場製品とは違い、造作戸は「傷つくし」「反る」こともある。
それらはむしろ次世代に身を持って伝えていく必要があるのかもしれない。
杉板の「大和張り(交互に段違いに張る)」
彫りの深い窓回りが外観の魅力を高める。
内部へ。
玄関戸上の造作開口部。
内外で明暗比が異なるため、日中は室内から外がよく見える。
内と外を曖昧につなげる建築的装置。
※サッシ枠がない造作開口であることがポイント。
(→防水性に配慮が必要。下屋の屋根下など)
................
長くなってきたのでその②に続きます。
-「超高断熱の小さな家」escnel design-
【お客様の家】「丘の上に建つK様邸」②内部・障子の間・造作キッチン。
【関連記事】................
0 件のコメント:
コメントを投稿