ゆうです^^
現在設計中の網川原のエスネルのK様奥様が書かれたブログをご紹介します。
僕はこの記事を読んで衝撃を受けました。
家づくりを検討中の方、特に「Q5」は必見です。
K様のブログはこちら↓
妻目線 : 設計事務所と長く愛せる家を建てる
飾らない率直な『奥様の本音』が力強く書かれています。
その中で僕が特に衝撃を受けたのは
「Q5.小さな家について」
への奥様の回答です。
K様ブログより引用................................
Q5.小さな家について(我が家は延床24坪程度)
A5.
子供は進学や就職で離れるもの。
最終的には夫と2人で暮らすことになる。(実は楽しみ)
自分の人生において、子育て期はあっという間。
そう考えると子育て目線の家づくりは不要。
余計な広さはいらないと考えた。
................................
補足ですがK様は3歳のお子様がいます。
『子育て期、真っただ中』です。
そのK様(しかも奥様!)が
「子育て期はあっという間。」
「そう考えると子育て目線の家づくりは不要。」
これ、男性が言ったら怒られそうな台詞。
これを奥様が言っているというところに強烈な「リアル」を感じました。
実はこれ、僕が言いたくても言いづらかった言葉です。
現在、我が家も絶賛子育て期。
仮に新築するとして、家事育児を頑張っている相方に
「子育て期はあっという間。子育て目線の家づくりは不要。」
なんて言ったらはっ倒されるでしょう(^^;)
世の設計士も建て主様にこれを言えていない場合が多いと思います。
(むしろ世の設計士は「子育て楽プラン」推し?)
(面積・工事費が増えてウィンウィン?)
実際「子育て期」は長くはありません。
新築住宅に40年以上住み続けることを考えたら、その後を優先した家づくりをしたほうが良いことは明確です。
しかし「今」が大変であれば「今」に意識が行くのはしょうがない。
それをどれだけ指摘して良いものか。
僕は今回の記事で間接的にお伝えしたいと思います。
「子育て期はあっという間。」
「子育て目線の家づくりは不要。」
正確に表現するならば
「子供のためにリビングや個室を広くしたり、過度に収納量を増やしたりして、適正予算よりもお金を掛けすぎてしまう家づくりはNG」
もっと端的に言えば
「子供のために家を大きくする必要はない。」
「その後の数十年を考えれば、家は小さくて良い。」
むしろ、子供と親との関係性のためには「リビングは小さいほうが良い」と思っています。
家族の距離が近いからです。
詳しくは下記の記事をご参照。
設計事務所の仕事『プラン修正・収納計画』‐case.網川原のエスネル‐
K様奥様もQ&Aで答えています。
(この文章もとても素敵!)
引用................
我が家は賃貸で暮らしている。2DKのごく一般的な間取り。
私はこの家が好きだ。
広くないから家族がいつも近くにいる。
物理的な距離だけでなく気持ちの面でも。
だからって、みんなで同じことをする訳でもなく、同じ空間で各自思い思いのことをして過ごしている。
とても心地いい。
家を建てるのは、この感覚を持ったまま、あと少しここが惜しいという部分を補完して、より心地いい豊かな生活を送りたいから。
................
もはや詩のようですね。
エスネルデザインのパンフレットにそのまま書きたいくらいです。
想像の言葉でなく、実感としてすでにある言葉。
とても力強い言葉ですね。
奥様、ブログを書いて頂きありがとうございました。
一読者として、一住宅設計士として大変勉強させて頂きました。
長くなりました。
K様奥様の記事、必見です。
-「超高断熱の小さな家」escnel design-
おまけ................
「子育て目線の家づくりは不要。」の言葉も良いですが、
「最終的には夫と2人で暮らすことになる。(実は楽しみ)」
の言葉がとっても素敵ですよね^^
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