2017-10-19

リノベーション事例「as建築佐藤さん自邸。」


ゆうです^^

先月、中古リノベーションを検討しているS邸を

as建築事務所の佐藤さんと一緒にインスペクションしてきました。

 インスペクション・・・不具合等がないか建物を検査・診断すること


それはまた後日に詳しくご報告するとして、

先日、佐藤さんの自邸に訪問してきたときの様子を紹介します。





佐藤さんの自邸は、築35年以上の中古住宅を購入しリノベーションしたものです。


旧耐震基準時に建てられた建物だったのですが、

県営住宅だったらしく、

基礎には鉄筋が入っていて、筋交いなどの構造材にも金物が施工されていたということでした。(すごい、)




佐藤さんは元々10年以上大工をしてきた経歴のある方。

この家のリノベーションもほとんど自分だけで完成させたんだそう!

この大きなウッドデッキも佐藤さん製作。

夏はバーベキューしたり、秋は七輪で秋刀魚を焼いたり、夜はお月見したりしているんだそう。


うーん!とても豊か^^!


デッキ正面は市立公園。景観もバッチリ。うらやましい。
これからの紅葉も楽しみ。


「今度、七輪パーティーに誘ってください。」

とお願いをしました^^

施主&施工者の佐藤さん。
中古住宅を買い、リノベし、販売する事業も行っている。

瓦は新築当時のもののまま。
雨漏りもほとんどなく屋根は健全だったそう。

「基礎が健全」+「屋根が健全」=『リノベ検討可』の公式♪

ウッドフェンスももちろん佐藤さん製作のもの。
外壁張りも塗装も。
(ウッドロングエコというエイジング効果のある防護材を塗っている。)

建物高さが低いことと、シンメトリーの切妻屋根がシンプルで力強く気持ち良い!


玄関戸もシンプル。勝手口用の明かり取りドア。

「シンプル」+「自然素材(エイジング)」+「以前からのもの(水栓・土間)」が
とてもバランスよく調和しているように感じた。

エアコンの配管を板でカバーしているのもさすが♪
(エアコン室外機はカバーしていないのもさすが。
カバーしているものもたまに見かけるが、カバーをすると室外機の給排気の流れが悪くなりエアコンの効率が落ち光熱費が上がってしまう。)


裏のすだれも良い感じ。

最初からエアコンなどの空調設備に頼るのではなく、まずはパッシブ(設備を使うことなく)に日射を遮ることから考えていきたい。

それがランニングコストを抑え、ゆとりを生み出すことにつながる。






なんのために『リノベーション』なのか。



それは、


『「住」のコストを抑え、その分ゆとりを生むため』





「住」の選択肢は「新築」だけではない。


「豊かさ」=「ゆとり」をいかに生み出すか。


それが「家づくり」=「家族の人生づくり」に大切な点。






住のコストを抑え、自然の近くで豊かに暮らす佐藤さんは、

とても魅力的でした。




ぜひ僕もその豊かさを味わってみたい。

七輪パーティー楽しみにしています^^




―――――


家の内部もとても素敵でした!

内部も紹介したいのですが、それはヒミツだそうです^^

今後、as建築さんのHPでアップされるかもしれないので

これからの佐藤さんの動きにも注目していると面白いかもしれませんよ♪

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