ゆうです。
お世話になっているサトウ工務店さんの完成見学会に行ってきました。
冬の暖かい日差しが入り込む中庭のある素敵な家でした。
スッキリと整えられた室内。大きな窓や間接照明が良い感じ。
実はこの家の隣には、南側に2階建ての家が迫って建っています。
普通にプランしたら1階のリビングへの日射はあまり見込めない敷地です。
南側に白い家が迫って高く建っている。
シャープでモダンな外観。サトウさんらしい設計。(外構工事はこれから)
そこでこのお宅は、日を取り入れるために中庭を設け、リビングを敷地の北側に寄せてプランすることで日射を確保していました。
隣家と離すことでこれだけ日が入る。
日射は明るさや快適さだけでなく、冬は『暖かさ(暖房)』としても働きます。
冬の日差しを上手に取り入れることは暖房費の節約にもつながるんです^^
もちろん、夏場は庇やブラインドなどで日射を遮り、室内が暑くなることを防ぎます。
このあたりの話はサトウさんのブログが丁寧に説明しているのでぜひ♪
(トップ画像に僕が写っています笑)
→「冬の日射取得と夏の日射遮蔽、もちろん耐震等級3」
※要注意なのは、新潟は11-12、3月頃は日射は見込めますが、厳寒期の1-2月はほとんど見込めません。(あっても一瞬)
太平洋側のように常に日射熱を取り入れられるわけではないので日射取得への過度な期待は禁物です(T_T)
昼寝や来客が泊まれる「小上がりスペース」も良い感じ。
窓の切り取り方がとてもきれい。こういうところが設計者のセンス。
でも冬の一瞬の日差しって幸せを感じれますよね^^
僕は日当たりの良し悪しで人間の性格や感情はだいぶ変わってくると思っています。
設計する上で「耐震性」や「断熱性」はもちろん重要ですが、『日当たり』についても大切にして設計したいものです。
サトウ工務店さんの井土巻のコートハウスを見て、改めてそれを感じさせてもらいました。
サトウさん、お忙しい中いろいろお話させて頂きありがとうございました^^
................おまけ................
サトウ工務店さんは、壁に「モイス」という吸放湿性のある材料を張られています。
(調湿作用があり、雰囲気も良い。)
それをきれいに切って「バスマット」として来場者にプレゼントされているんです!
(いわゆる珪藻土バスマット)
しかもお客さんだけでなく僕のような業者側の人たちにも!
お言葉に甘えてありがたく頂いちゃいました^^
相方や義母がとても喜びました。
(市販のものだと5000円はするとか!?)
しかも、お手入れ方法まで丁寧に書かれている。
こういうところにサトウさんの優しい人柄を感じる。
いつも刺激を頂いています!サトウさんありがとうございました^^!
-「超高断熱の小さな家」escnel design-
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