ゆうです^^
先週の休みに、隣町の十日町へドライブに行ってきました。
相方と、前から行きたいと思っていた『星峠の棚田』と『絵本と木の実の美術館』へ。
天気も良くてドライブ日和♪
星峠までは西山から1時間半くらいだった。
最近は海外の観光マップにもよく載っているらしい。
ついたー!
田んぼと空と遠くの山々。すごい奥行き感!きもちいー!
いびつな田んぼ。手植えの様子が見て取れる。
自分で田植えをしているからこそ、このきれいな風景から大きな苦労を感じられる。
それがまた心をふるわせる。
ハルジオンとカナブン♪
6月は苗も短すぎず、育ちすぎず、風景としてはなかなか良い頃。
雲が、もう夏が近いことを教えてくれる。
横から見るとこんな感じ。
下から見るとこんな感じ。
手前だけでなく、上まで棚田があるのですが、下から見ると田んぼの存在が消える。
それがまさに「秘境」といった趣きで面白かった。
夏の稲の草原も、黄金色の稲穂も、雪でできたあぜもどれも素敵だろうなー、
と妄想がふくらむ。
また来たいと思った場所でした。
心が静かになりました。
(ネットにあったお触書き)
「棚田地域は、観光地ではありません。農家の方がお米を作る大切な農地(私有地)です。棚田を訪れる際は、農地には入らず、車を所定の場所以外には止めない、ゴミは持ち帰るなど、マナーを厳守して見学ください。」
ーーーー
棚田見学後は、少し車を走らせて、十日町の市街地へ。
農舞台。
「大地の芸術祭」や夏場は家族連れやカップルでとてもにぎわう。
十日町は常設のアート作品もたくさんあり、新潟での観光にはおすすめです。
そんな大地の芸術祭のアート作品のひとつである『絵本と木の実の美術館』へ。
ヤギ(しずかちゃんとこどもたち)が出迎えてくれました。
柵もなく、子ヤギは放し飼い。のどかだなー♪
2005年に廃校になった真田小学校がアート作品の舞台です。
廃校が利用されるのは、卒業生にとっても地域の人にとっても観光客にとっても幸せなことですよね。
体育館の下駄箱から中に入ります。
入り口から。圧倒される!
写真でなんとなくしか知らなかったけど、流木を使ったアートだったんですね。
メインを張るウシさん。
なんと、なにもしていないのにしっぽが動きます!
(なぜは行ってみてのお楽しみ)
建築好き的には、体育館の小屋の構造にとても迫力を感じた。
大空間を作るための木造キングポストトラス構造。(橋みたいな感じ)
ひとつひとつに物語を感じる。
西日の影響で幻想的な写真になった。 (加工なし)
人間君と対峙する妊婦。
展示は学校の校舎へと続いていく。長い廊下が懐かしい。
思い出を食べるオバケ。
オバケが食べた思い出はずっと消えないんだって。
自転車をこいだら、奥の人間君が太鼓をたたいた!
からくりがいろんなところにあり楽しい。
これは子供にはたまらない♪
「なにがあるのかなー?」
流木からとても大きなエネルギーを感じた。
どこで生まれてどこを旅してここまできたんだろう。
学校のまわりの風景。
こんな気持ちになれるアートは田舎だからこそだなー。
時間が止まっているような、タイムスリップしたような不思議な気持ち。
この美術館を作ったアーティストの「田島征三」さんは、
「ちからたろう」の絵を描いた人だった!
小さい頃、母から読んでもらったなー。
懐かしい気持ちになれる理由はこんなところにもあったのかな。
学校内にあるカフェ「ハチカフェ。」
柔らかい椅子と机。
木工作家である田島さんの弟さんが作ったとのこと。フレームは学校当時のまま。
バラガンの部屋があった!!
メキシコでしか在り得ないと思っていたけど、完全にバラガンだった。
「原色」と「静寂」と「西日」と「自然の風景」がバラガンの秘密なんだ。
とても濃密な空間だった。
一周まわって初めの体育館に戻る。
ほぼ貸切で見学できた。
にぎやかなときもいいけど、静かなときに見れて本当によかった。
大きく温かく満たされた感じがした。
相方が見つけた壁の標語。(上の写真の消火器の上)
「雪に負けずにスキーですべる。」
新潟人の心意気を表すいい標語じゃないか♪
ーーーー
十日町は、新潟の名物そばである「へぎそば」も有名です。
(小嶋屋総本店HPより)
関東からも近いので、県外の人も今年の夏は新潟十日町に
自然とアートを感じに遊びに来てはいかがでしょうか。
「大地の芸術祭」は本当におすすめです♪
(大地の芸術祭HPより)
きっと素敵な出会いがあると思いますよ^^
これからも「地元の素敵」を発信していけたらと思っています。
自分のハッピーが地元のハッピーへ♪
勝手に新潟観光大使のゆうでした。