2019-10-03

【秘訣】家を広く使う秘訣は「複数の居場所を設ける」こと。-case.網川原のエスネル-


ゆうです^^

僕は自分では居場所を大切にする設計士だと思っています。

小さな家である「エスネル」には、心地良い複数の居場所を点在させています。

家の大きさは面積だけでは決まりません。

様々な居場所があることが家を広く使える秘訣です。




エスネルデザインが提案する家は「トータルコストを抑えた小さな家」

その理由は、

・ハード(家)よりもソフト(家族の暮らし)にお金をかけられるように。

・家計にゆとり(選択肢)が持てるように。

・無理のないコストで超高断熱の家が持てるように。

など。

旅のテーマであった「幸せとはなんなのか」から発想して家を考えています。


小さな家であっても、家事など過ごしやすくするには収納量は必須。

玄関や洗面洗濯室は広く取ります。


では、どこで面積を押さえるかと言うとリビング。

具体的に言うと、

「ダイニング中心+小さなリビング(くつろぎスペース)

というバランス。

これは常々、家族団らんは「家族そろっての食事→食後」にあると考えているから。

網川原のエスネルでは、リビングとダイニングを密接させ、密度を高め、LDKに中心をつくった。

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ただリビングを小さくすれば良いわけではありません。

重要なポイントは「そこに居場所があるかどうか。」

具体的に言えば、座れる場所が複数あるかどうか。
(=座りたいと思える場所、自然と腰を下ろせる場所)

△な例。
リビングは広いが、座れる場所が少なく、ソファとダイニングで視線が分断され、LDKに中心のない間取り。




................


前置きが長くなりました(^^;)


ここからが今回の記事のメイン。

網川原のエスネル複数の居場所をご紹介致します♪


一般的な夫婦のポジション。
(モデル協力:相方)

こういう過ごし方も。
(ダイニングには友人・お子様が座っていたり)

来客時も複数ある居場所により、多様な過ごし方が出来る。

畳スペースは小さな家の縁の下の力持ち。
柔軟性があり、大人数時にも融通が利く。

写真協力は実際の建て主であるK様ご夫婦♪
(とても楽しかったです。K様ありがとうございました^^)

引渡し時の様子。
小上がりに腰を下ろすのはFPの昆さん

自然と腰を下ろされた姿に少し感動(狙い通り^^)。
ダイニングとも会話の出来るほど良い距離感。





そして、一人でくつろいでも良い。

窓辺ソファから植栽を眺める。
「季節」を感じる居場所。

壁を背にしたソファは、縁に寄りかかることも出来る。
(これがなかなか心地良い♪)

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小上がりに座ってみたり。

サッシの下枠を隠すことで、窓がないような外との一体感が生まれる。


畳はなにも考えず、ごろんと横になれる気楽さがとても魅力♪
(フローリングと柔らかさの違い、心理的な差)

日曜日のお父さん?
隣に子供たちがいても良い感じ。

階段も居場所のひとつになっている。
外を見ても良いし、ダイニングと会話しても良い。

小さな家は「兼ねる」ことで広く暮らせる。

窓辺はお子様にも人気♪
(見学会にて)




【網川原のエスネル‐39】見学会を終えて。お子様の素直さから学ぶ居心地。

吹き抜け上部の窓からも空を眺めることが出来る。


キャットウォークも兼ねた「雲見室」。
(アイアン手摺設置前)


窓台は「座って良し」「腰を下ろして見ても良し」の高さに。

(親御様に安全を確認頂きながら)

階段上段に座って眺めるも良し。

ダイニングや畳、ソファと会話も出来る。


複数の居場所はイコール「複数の距離感」を生み出す。

幼少期、思春期、成人、新たな家族と、、

ライフステージに合わせた距離の取り方が出来ると空間の包容力は増していく。






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小さな家でなくとも「複数の居場所」があると家は楽しい。

(ちなみに「床下」という居場所もある)


クッションを置けば居場所は作れる。


しかし、それだけでは足りない。


座りたいと感じる居場所には「素敵な景色」「会話できる人」が必要。
(またはゲーム?スマホ?)


くつろぎ方は自由♪


素敵な「居場所ライフ」を^^



-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-






【おまけカット】................


床下でワクワク談義(住学番外編にて)。




奥様の化粧台。
朝の準備もゆとりあり♪




夫婦で楽しく料理♪





幸せな家づくりを☆



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村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表

新潟の気候に合った「暖かい小さな家(エスネル)」を提案している。
趣味:旅行、カフェ、夕日、1歳の息子と遊ぶこと。



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