ゆうです^^
近代建築の巨匠
フランク・ロイド・ライトの建築群が世界遺産になることが決まりましたね。
前回、僕が訪れたライト建築その①をご紹介させて頂きました。
今回はその②です。
書いていて感動が蘇ります。
旅中、近代建築三大巨匠である
ル・コルビュジエ
ミース・ファンデル・ローエ
フランク・ロイド・ライト
の建築を多々見ましたが、
おそらく旅中で一番見たのがライトの建築でした。
ロンシャン礼拝堂。
(ル・コルビュジエ設計.フランス.1955)
(→2016世界遺産)
トゥーゲントハット邸。
(ミース・ファンデル・ローエ設計.チェコ.1930)
(→2001世界遺産)
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ライト建築探訪の続きです。
ザナドゥギャラリー(旧モリス商会)。
(サンフランシスコ.1948)
70年以上前の建築とは思えない色褪せないデザイン。
ライト建築の中でも大きな刺激を受けた建築のひとつ。
螺旋スロープの回る店内。
天窓と合わせてグッゲンハイム美術館を思わせる。
随所に「有機的建築」を感じることが出来た。
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ホーリーホック・ハウス。
(ロサンゼルス.1921)
(→世界遺産)
ハリウッド近傍の高台に建てられたこの家からは、ロサンゼルスの壮大な景色が一望できる。
莫大な建築費と維持費がかかったため、ロサンゼルス市に寄贈されたんだそう。
住宅というより「神殿」といった建築だった。
随所にホーリーホック(立葵)の花のモチーフが使われている。
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マリン郡庁舎。
(サンフランシスコ.1963)
この建物には度肝を抜かれた。
規模といい、デザインといい、落水荘の次に大きな衝撃だったかもしれない。
非常に奇抜な建物ですが、これ市役所です。
大きな弧が上階に行くに連れて小さくなっていく。
天窓と曲線。
ライトの設計の「軸」を感じる。
ライトの没後に完成したため、ライトが完成形を見ることはなかった。
(マリン郡から設計依頼を受けたのはライトが90歳の時だった!)
自然と調和する「有機的建築」。
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タリアセン・ウエスト。
(アリゾナ.1937)
(→世界遺産)
タリアセン、タリアセン・ウエストはライトの自邸兼スタジオ、そして建築の学校として使われていた。
(温暖なタリアセン・ウエストは冬季の家として使われた)
ライトが弟子たちと共に建築したスタジオおよび共同生活のための建築。
アメリカには様々な気候の土地があるが、その地によってライトは建築を変容させていた。
岩とコンクリートの壁がアリゾナらしい。
日本の屏風のような扉もあり、日本からの影響を伺わせる。
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ファーストクリスチャン教会。
(アリゾナ.1972)
ライト没後の建築。
三角形の平面が、三位一体を象徴している。
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今回世界遺産に登録された建築8件中6件に訪れていた。
世界遺産の詳細はこちらのPDFに詳しく載っています^^
PDFの一部。
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以上、フランク・ロイド・ライト建築探訪でした^^
旅をしていたのはもう約7年前。
ひと昔前の記憶でしたが、今回のニュースで訪れたときの感動が蘇りました。
改めて、こんなマニアックな旅に付き合ってくれた相方に感謝です。
遅くなりましたが、ライトの建築群、世界遺産決定おめでとうございました^^!
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エスネルデザイン代表
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