ゆうです^^
お盆ですので僕の実家の話をしようかと。
特に「引き戸の引き手」の話を。
(マニアック!)
親が家(建売住宅)を買ったのは僕が中学1年生のとき。
(約20年前)
子供室は2つ。(8帖と6帖)
僕ら兄妹は3人。(僕は長男)
ということで僕は8帖の個室で中1から過ごしたのでした。
良かったなと思うのは、部屋にテレビ(の端子)がなかったこと。
当時(高校生)は親に「テレビが欲しい!」と反発していましたが、
今思うとテレビのない環境で育ったことがとても良かったように感じています。
また広さも「4.5帖あれば十分だったかも」とも思います。
6帖のほうの子供室。
「僕8帖・妹①6帖」→僕大学へ
→「妹①8帖・妹②6帖」→妹①大学へ
→「妹②8帖・僕、妹①6帖」→妹②大学へ
という変遷があった。
(結果、僕の個室は6帖のほうに)
マンガが好きでいろいろなマンガを集めた。(テレビがなかった分?)
ワンピースは連載が始まった小学6年の頃から集めている。
木製のマンガ棚は旅前に実家に帰っていたときに自作したもの。
クギを使わず「刻んで組む」ことにこだわった。
当初白木色だったSPF材はうっすら飴色に。
直射光が当たっていない部分も色の変化がある。
(→反射する紫外線の影響)
マリメッコやキャンドルジュンキャンドルや秋元康さんのサインなど。笑
さてさて、本題の「引き戸の引き手」について。
(引き手とは赤丸の手をかける部材のこと。)
暮らしていてある時、あることに気付いたんです。
「俺、引き手つかってない。」
どうしていたかと言うと、
こう!(開けるとき)
または、こう!(閉めるとき)
開閉時に「引き手」ではなく、
「引き戸の装飾枠の凹凸」に指を引っ掛けて開閉していました。
それも無意識的に。(←重要)
なぜか?
単純に、そのほうが楽に開閉が出来るから。
具体的に言うと、人は戸を開閉するときに、
①自分の手を掛けやすい高さが楽。
②指をより深く掛けられたほうが楽。
ということ。
特に②は重要で、指の掛かりが浅い引き手だと開閉がしにくいですよね。
(重い戸ならなおさら)
実は、僕の今の家の引き戸は結構重い、、、
考えられる原因は、
・ガラス面積が大きい。
・経年して戸車が劣化、レールにホコリが溜まる。
など。
開けるときはこう。
閉めるときはこう。
調整用金物と戸車。
(戸車とレールを掃除したが重さは改善しなかった)
長くなってきました(^^;)
まとめます。
引き戸は軽いほうが良い。
ということ。
軽い引き戸の具体的な提案としては、
・造作フラッシュ戸で軽く作る。
・戸車ではなく上吊りレールとし、軽さを出す。
また「引き手」の設計も重要です。
引き手が、使いやすい高さにあり、
指を深く掛けられれば楽に開閉することが出来ます。
→より軽く感じるということ^^
エスネルデザインが提案する具体的な引き戸の形はもう少々お待ちください。
(現在着工中のお家で実践中。ワクワク^^!)
【おまけ】................
より軽く、使いやすい引き戸(の代わり)はカーテンです。
そして究極は、戸無しです!
今までの常識を頭からなくすとよりよい形が見えてきます。
「洗面所って戸いる?カーテンでも十分じゃない?」
「個室は?」「玄関は?」「トイレは??」
洗面室の仕切りはカーテン(まんなみ設計室堀井邸)
トイレは不使用時はオープン。(まんなみ設計室堀井邸)
コストも浮いて広さも増す魔法の提案かもしれませんよ^^
-「超高断熱の小さな家」escnel design-
0 件のコメント:
コメントを投稿