2018-08-14

ケンチク探訪♪ 19『まんなみ設計室さん自邸見学!」


ゆうです^^

ようやくこの記事を書く日が来ました。

まんなみ設計室さんの自邸の紹介です。

ヤバいです。

オシャレ&グリーンです。

同じ柏崎の設計事務所として尊敬&刺激を受けまくりです。

今回の記事は、、、長くなりますよ!!




まんなみ設計室の代表の堀井さんは、
住学や柏崎花火の場所取りなど深くお付き合いさせて頂いている大先輩。

とても優しくて笑顔が素敵なダンディーな方です^^

新潟観光大使。58『柏崎まつり&花火2018!。』



初めてお会いしたのは2年前のまさに堀井さんの自邸の完成見学時。

友人から「オシャレな家の見学会があるよ」と誘ってもらってでした。

(それからかれこれ3回以上は見学させて頂いています^^)

緑との融合が素敵な自邸正面。
板とガルバリウムの対比も素敵。

ソヨゴとアイビー+他グリーンたち。

常緑樹でお勧めするならソヨゴ。
落葉樹に近い色合いと繊細さがある。

「これ、いいな♪」と思った土間コン^^
あえて数年経ったようなラフな風合いに新築当初から仕上げている。

モミジが素敵な玄関ポーチ。
先は自転車も置ける風除室につながっている。





僕ら建築士とって他の設計士の自邸の見学は垂涎ものです^^

それは

「理想と現実の本気のせめぎ合い。」

「その設計士が”ナニ”を叶えたいのか。」

が一番強く感じ取れるから。


例えば、通常はお客様の合意が得られないような

・ディテールや材料に多くの予算をかける。
 
・斬新な暮らし方を実現する。

・使ったことのない材料や納まりを試してみる。

・逆に、超合理的な簡素な住まいにする。

とか。

「自邸だからこそ出来るギリギリ」まで踏み込んだ跡が垣間見れるのが最高に楽しいんです^^
(多少失敗しても自己責任で済む)

住学など他の設計士さんの自邸見学が出来る機会があれば飛んでいきます笑





さて、いよいよ内部へ。

玄関→風除室→「広い土間スペース」が広がる。
(これがまさに「堀井さんが叶えたかったこと」のひとつなのでしょう)

有名なマレンコのソファが二脚も。
(設計士の自邸っぽい!)


土間スペースとリビングは仕切りなく一体となっている。
広く、居心地の異なる空間が点在していて気持ち良い。

き、気持ち良いー!
そしてカッコいいー!!


吹き抜けから光が降りてくる瞬間の居心地は最高の一言。
冬場日照が少なくなる新潟には「吹き抜け」は必須条件かもしれない。

梁の裏には間接照明が隠されている。
動かせるダイニングライトも個性的。

Yチェアと模型やスケッチたち。
(設計士の自邸感はんぱないっす)

床材は無塗装の無垢の杉板。
照りと肌ざわりがとても良い。

グリーンと光に溢れる室内。
「僕が考える素敵な家の条件」である「光・緑・白い壁・木の床」が全て叶えられていた。
(やられたー!)


吹き抜け上部は堀井さんのワークスペース。
仕事中もリビングの家族とつながっていられる構成。

反対側。
アイテムは多いがとても綺麗に整頓されている。
(こんなに綺麗に暮らせる自信ない(^^;))

光が差した塗り壁の表情は言葉を失うほど感動する。
(AEP塗りも良いけど塗り壁も良いなー!)

塗り壁を採用する時は「割れ」が起きることを理解しておくことが必要。
割れは主に「木材(収縮する)」との継ぎ目で起きる。

(逆に他の部分に割れは起きていなかった。業者さんの腕が良いのでしょう!)

数年して木材の収縮が落ち着いたら補修をすればOK。
(これが許せるかどうか)

建具周りもとても綺麗。
塗り壁はとても繊細だがその分風合いは最高。



土間スペース正面にある和室(仏間)。
畳にモミジがとても映える。


簾ロールスクリーンがとても涼しげ^^




続いて水廻りへ。

こんなオシャレに使われているキッチンがあっただろうか。
(グリーン飾りすごい)


水栓用品や備品の選定もとても素敵でした。


パッシブに暮らされている堀井邸。
夏は風の通る北側の窓は開放し、通風を取っている。

2階へ。



これ。
エスネルデザインでもお勧めしたいところです^^

トイレは基本は扉オープン(使用時や来客時だけ閉める)」

そうすれば、トイレ分広く感じて、トイレの窓から採光も確保できます。

それと「床から天井までの窓」がとても素敵ですね。

(K様いかがでしょうか?)

まんなみ設計室の堀井さん。
デザインや暮らし方のセンスは突き抜けています。
とても優しくユーモラスで親しみやすい大先輩。





おまけ................

別の日の夕方にまたまたお邪魔させて頂きました^^

夕暮れ時の堀井邸。

オレンジ色の室内もとても素敵でした。




堀井さん。

(何度も)見学させて頂き、ありがとうございました。

自邸、すごいですね。

勉強させて頂くことばかりでした。


若輩者ですが、
これからもお付き合いの程何卒宜しくお願いいたします。

またいつかお邪魔させて頂ければ幸いです。


................................................

村松 悠一(ゆう)
エスネルデザイン代表(設計士)

「まんなみ」の意味は、、
:ぜひ堀井さんに尋ねてみてください^^





-「超高断熱の小さな家」escnel design-



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