2017-05-31
豊かな暮らしのつくり方。09 ー『新築住宅02「仕様の決まり方(例)。」』ー
ゆうです^^
これから数回にわたって、
「僕が考える良い家の条件。2017」
をお伝えしようと思います。
前回のブログで
建物の検討は難しい!!
なぜなら専門知識がいることが多すぎる!!
だから、
どこのコストを削減していいか判断できない!
ということを書きました。
断熱性、耐震性、耐久性、、、
材料、メーカーもたくさんある、、
初めて家づくりをされる方が短時間で検討するには、検討事項が多すぎるんです。
頑張って検討しても、途中で疲れてしまうことも多々、、
そこで!
検討するべき項目と、その答えを端的に伝えようと思います!
超簡易版ですが、
「これを満たせば良い家が建つ。」
という要点をまとめていきます。
これを書くことで、家づくりで大失敗する人が減れば良いなと思っています。
ーーーーー
さて、今回はプロローグとして、
通常はどんな流れで仕様の検討がすすんでいくのか 。
の一例をまとめてみました。
(単純化するため極端に書いています。)
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(住宅展示場の初回見学が済み、)
(営業マンからお役立ち情報トーク(家の仕様、土地、金利、、)が済み、)
(初回土地紹介が済み、)
いよいよファーストプラン提出。
というところから、、
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営業マン「前回のご要望を反映して初回プランを作成しました。」
妻「水まわりがまとまっていて家事が楽そうー♪」
夫「俺の書斎があるー♪」
妻「来客用の小上がり畳スペースもあるね♪」
、、、
夫「ここはこんな感じに変更できますかー?」
妻「あれを追加することはできますかー?」
営業マン「できますよ♪来週までに修正プランを作成しておきますね。」
妻・夫「よろしくお願いします♪」
、、、、
営業マン「外壁の仕様は○○で、キッチンは××で、ユニットバスは◇◇です。」
妻「食洗機は海外製の△△は選べますかー?」
、、、、、
ーーーーー
(帰りの車内)
妻「家づくり楽しいねー♪」
夫「そうだねー。わくわくするよー。」
妻・夫「(でも結構打ち合わせ疲れたなー、、、)」
〈1回の打ち合わせが数時間→プランがまとまるのに打ち合わせ数週間〉
ーーーー
(1週間後)
営業マン「前回の要望をふまえてプランを修正しました。」
妻・夫「おぉー♪良い感じじゃーん。」
営業マン「現在の建物金額は、当初から少し上がりまして、このくらいです。」
妻・夫「(うぐぐ、、)ふーん、そっかー、、
あ、でもこれとこれをこうすればー、、、」
ーーーーーーー
〈予算削減検討期突入〉
夫「うー、あっちを立てればこっちが立たずー、、
あー、仕事も忙しいし、家づくり大変だなー、、」
妻「まぁ、貯金ももう少し出すことはできるしねー、
今度お父さんお母さんにも相談してみるー?」
ーーーーー
(結論でず、さらに数週間)
妻「もう覚悟を決めるしかないでしょ!一生に一度の家なんだし、
子供のためでもあるし、(頑張って稼いできてね♪)」
夫「そうだよなー、、(脳内フリーズ)
(あ、あんまり話聞いてないけど、耐震性とか断熱性ってどうなんだろー)」
ーーーーーー
〈打ち合わせ〉
営業マン「ご検討事項はいかがいたしますか?」
妻・夫「このままでお願いします!」
営業マン「わかりました!良い家ができるよう頑張ります!」
妻・夫「よろしくお願いします!!」
夫「あ、ちょっと気になったんですけど、耐震性や断熱性はどんなかんじですか?」
営業マン
「耐震性は、建築基準法で定められた耐震性を十分に満たしています。
柱は強度の強いヒノキを使っています。耐震性を確かめる計算もしますよ。」
「断熱性は、等級4で、現在の最高ランクを満たしています。」
「さらに上げることはできますが、追加費用がかかりますよ。」
夫「(一般的なもの以上なら問題ないのかな。これ以上の金額増加はもう無理だー。)
わかりました。このままでお願いします。」
、、、、、
と、 長くなりましたが、
ざっくりこんな感じで家の性能は決まるのではないかと思います。
要約すると、
間取りや設備のグレードアップの検討が先にきて、
その検討で心身ともに疲れて、予算もギリギリのため、
耐震性や断熱性は深く検討できていない点
が問題ですよね。
◇「建築基準法で定められた耐震性を満たしている」ということでしたが、
はたしてどの程度のものなのか。
震度7の地震を受けたら家はどうなるのか。
ヒノキと杉ではどう違うのか。杉だとだめなのか。
「耐震性を確かめる計算」と「構造計算」は実は全然違うって知っていますか?
◇省エネ等級4ということでしたが、はたして冬の暖房費はどのくらいになるのか。
快適性はどのくらいなのか。
最高等級ということでしたが、はたして「最高=最適」なのか。
建て主さんにとっても、間取りと違って、難しくて面倒な部分ですし、
営業マンもそこまで詳しくない場合もあるので このあたりはおざなりになりがちです。
しかし!
何度も言っていますが 家を検討するうえで、
断熱性や耐震性が最重要といっても過言ではありません!!
(快適性→健康→寿命。耐震性→家族の安全、補修費用回避)
家の検討の優先順位を間違えないこと!
これが大切です。
長くなってきたので
次回に続きますー。