2019-04-07

【網川原のエスネル‐10】砕石・捨てコン打設!「フラットスラブ」のメリット。


網川原のエスネルでは基礎工事が始まりました^^

まずは、砕石・防湿シート・捨てコン打設です!

天気の良い日に順調に進んでいます。





基礎を造る前に「地業」と呼ばれる工程を行います^^

地業とは、地面の表面を掘削し、砕石を敷き転圧し、捨てコンクリートを打つ作業のこと。


柱状改良体を残し、その間の土を掘削していく。

砕石分、12cm程掘り込む。
必要以上に掘り込まないことが重要。(地面の強度を保つため)

掘削完了!

基礎屋さんは「日進産業」さん^^
社長の上山弘晃さんはこの道30年のベテラン。

特に「高基礎」「基礎コンクリート一発打ち」を得意とされていて、前職の時から長年お世話になっています。


「高基礎は毎回木枠を製作しなければならないのが大変
 また、一発打ちはそのまま仕上がりになるため高い精度が求められる。
 でも、それが醍醐味です。」


と語られる上山さんはとても頼もしい^^


掘削の後は、砕石→転圧。

コンパクターで敷き詰めた砕石を締め固めていく。

柱状改良体上端と砕石上端をそろえる。



断面で見るとこんな感じ^^



砕石の後はその上に防湿シートを敷いていきます。

地面の湿気が床下内に上がり、床下が高湿になると木材の腐朽やシロアリを呼ぶリスクが高まってしまう。
そうならないよう防湿シートにより、湿気が上がることを防ぐ。

防湿シートの厚みや重ね幅をしっかり工事監理する。

その上に「捨てコンクリート」を打設する。
捨てコンクリートとは、基礎の鉄筋・型枠の配置の為の「台」のような役目を果たすもの。

打設完了!
まっ平らで気持ちが良い^^!


一般的には、家の基礎は基礎梁の高さを確保するために、地面に凸になっている部分が出来ます。

配筋も凸に沿って曲げて施工する必要がある。



エスネルデザインの基礎は高基礎です。

高基礎は十分に基礎梁の高さがあるので凸にする必要がありません!

なので捨てコンはフラットで良いのです^^



基礎がフラット→配筋もフラットということ。

→作業性UP!材料数量DOWN!
→コスト削減!

これが高基礎のメリットのひとつです^^


高基礎にはその他にも

○地面と木構造体との距離を取ることで木部の耐久性UP!
(雨はねが当たりづらい。)


○床下空間が広く、メンテナンス性が良い!
 物置にも使用できる!
(災害時の配管確認。床下収納は小さな家との相性が良い。)


○床下エアコンの暖気がムラなく家全体に広がる!
 (床下の掃除もしやすく、空調経路を清潔に保てる。)


など、高基礎のメリットは計り知れません^^

高基礎による床下収納。
自転車、雪かき用具、客用布団、アウトドア用品、季節の飾り、スポーツ用具、子供の思い出ボックス、漫画・本、冬用タイヤ、、何でも収納できてとても便利^^

詳しくはこちらを↓

【秘訣】エスネルデザインの基礎「高基礎」の3つの大きなメリット。


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砕石・捨てコンが施工され、次はいよいよ「基礎」の工程に進みます^^

完成時に見えなくなる非常に重要な部分。

今後もしっかりと工事監理を進めていきます。


-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-



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村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表

新潟の気候に合った「暖かい小さな家(エスネル)」を提案している。
趣味:旅行、カフェ、夕日、1歳の息子と遊ぶこと。


メッセージはメールインスタからどうぞ^^

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