2017-04-17

新潟観光大使。01『史跡・飯塚邸のつるし雛かざり』


こんにちは。ゆうです^^

花々が咲き誇る季節になりましたね。



新潟は冬が厳しいので、
春の訪れを感じるこの時期が、僕は一番好きな季節です。

庭の水仙。




さて、

こないだの木曜日に「第一回パパママセミナー」なる講習会があり、
妻と二人で参加してきました^^

正確には、仲間夫婦2人+妻のみ参加一人+我が家二人の計5人で参加♪

さらに、セミナーの講師の一人も友人!という、

仲間にあふれた不思議で楽しい講習会だったのでした^^


セミナーでは、助産師さん(友人)による
「赤ちゃんの成長について」や「今後の注意点」「夫の心得」等、
また、栄養士さんや保健士さんの話があり、いろいろと勉強になりました。


生まれる直前の赤ちゃんは本当に大きく、重かった!
「これがお腹から出てくるのか、、」とビビる嫁。



そして、午後から『史跡・飯塚邸のつるし雛かざり』を見学に^^

飯塚邸ホームページ


飯塚邸にはずっと「行きたいなー」と思っていたのですが、
きっかけがなく行きそびれていたところに、上のチラシを先日見つけたのでした。

 入り口の門が立派。天気も良くて見学日和♪

飯塚邸は、柏崎の大地主として地元の経済界、政界に貢献した家柄。
昭和天皇が訪れたこともあり、庭園は天皇陛下から「秋幸苑」の名を賜ったとのこと。

右の入り口(おそらく家族用)の屋根が「むくり屋根(凸)」
左の入り口(おそらく来客用)の屋根が「そり屋根(凹)」
そんな違いが面白い。

つるし飾り約250点、展示物は合計で約500点を展示している。

吊るし雛の風習が始まったのは江戸時代頃からだそうで、
一般の家庭では買えない雛人形のかわりに家族で小さな人形を飾ったのが始まりだとか。

 「大根とにんじん飾り」
大根の毒消し、人参の滋養。
赤ちゃんが健康に育つようにという願いが込められている。

 「二枚貝飾り」
二枚貝は二枚で一組であることから
生涯同じ人と連れ添えるように。

 「ぞうり飾り」
早く立って歩けるように。健脚健康、働き者になれるように。

「梅飾り」
厳寒に絶え、凛と咲く梅の花は、
女性の美しく芯のある生き方を示す。


 レトロな照明の傘に建築心がくすぐられる。

 柏崎の「門出和紙」さんが漉いた桜の和紙。

 「ぼぼ飾り」
ぼぼは飛騨弁で「赤ちゃん」の意。
子供の遊び道具を示す。

 「巾着飾り」
巾着の宝袋は富の象徴。
お金に困らない豊かな人生が送れるように。

西日と日本家屋と雛飾りの空気感がとても心地よかった。


縁側もとても素敵。
こういう空間に「豊かさ」を感じる。


 端午の節句ももうすぐですね。
うちは男の子の予定なので、
来年はこいのぼりを買わなきゃかな♪

入り口の立派なケヤキの梁。
梁背(梁の高さ)は60cmほどあった。


今は落葉しているが庭木はモミジが多い。
紅葉の時期もとても良さそう♪

庭園のかたすみに「雪割り草」が出ていました。
雪割り草が「雪を割って出てくる花々の総称(広義)」であることを
この春に初めて知りました。



壁で囲われた縁側はとても落ち着く。
それは外からの視線が上手にさえぎられるから。
こういった経験の蓄積が「豊かな設計」につながると思っている。

下屋の桁までは1365mm。軒の出は約600mm程。
ちょうど良く心地よい縁側空間。

妻が「これうちに昔あったー!」と。
僕は初めて見たのですが、帰ってお義母さんに聞いてみたところ、
「唐箕(とうみ)」という農機具で、
豆などの殻と実を分別する機械とのことでした。
(これが家にあったってちょっとすごい)





飯塚邸を見学したあと、
柏崎の桜の名所である「赤坂山公園」へ。

桜と徐々にお腹が大きくなってきた妻。

赤坂山は、全国的に有名というわけでもないため、
「地元民のための花見場所」といったローカルな空気感があってとても好き♪



その後、最近お気に入りの地元のカフェ「コンフィーネ」へ。

人見知りだというマスターと、
仲良く慣れそうで慣れない感じがまた面白い♪

ランチやディナーをはずした夕方の時間帯の空気感が
ゆったりしていてとても好き。



その後、友人の家にお邪魔し、軽くお酒を頂き、家路に着きました。


久しぶりに、アクティブだけど、ゆったりリラックスできた豊かな休日でした。


これからも「地元の素敵」を発信していけたらと思っています。


自分のハッピーが地元のハッピーへ♪
勝手に新潟観光大使のゆうでした。