2019-06-21

エッセイ。「植物が持つ心を癒す力。」-観葉植物のススメ-



独立してから「植物を育てること」が趣味になった。


それは端的に言えば、自分の心が癒されるから。



植物を育てながら、自分が育てられているような。


水をやりながら、自分の心も澄んでいくような。



小さな緑から、とても大きな力をもらっている。


そんな「手間をかける幸せ」を日々、感じています。





なぜ観葉植物を育てるようになったかというと、

事務所が殺風景だったから。



僕が入居したのは冬で、空も暗く、特に寂しく感じていた。

気が滅入りそうになり、家族の写真を張ったり、気合の入る格言を飾ったり。


そんな中で特に「ハマッた」のが観葉植物だった。





月曜の朝は「事務所の掃除」→「植物への水やり」が日課になっている。



観葉植物の良いところは

「手間をかけないとすぐに弱ってしまうところ。」

だと思う。



逆に、

「手間をかけるとまた元気になる姿」

から、とても元気や癒しをもらっている。



数日事務所に寄れない日が続いてしまい、葉が下がってしまった観葉植物。

水を遣り、日に近いところに置いたら元気を取り戻してくれた。
(ごめんよ、ありがとう。)





植物はとても素直だと思った。

かける愛情が減れば、すぐに見て分かる姿になる。



人間の場合、「我慢」が出来る分、大丈夫かどうかが見えづらい場合もある。

かける愛情が減っていても、相手から読み取れないことも。

(そういう場合、往々にしていつか大爆発が起きる)




植物を育てていると、


「日々、愛情を注ぐこと。」


の大切さを感じることが出来る。




「水は足りているかな?」


「日は暑すぎないかな?」


「エアコンの風で乾燥していないかな?」





面白いのは「水をあげすぎても植物はダメになってしまう」こと。


過不足ない、ちょうど良い、心地良い気配りを。


そういう人になりたいな。





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コケお、サボさん、ツルさん、ガジュさん、コーさん、幸太郎、

いつもありがとう♪


-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-





【おまけ】................

最近の僕の周りの自然風景。


「青き空を纏いて金色の野に降り立つ、、」

「マッサン」が懐かしい。









スイカ。

杉板と黒瓦の蔵。
緑と青に馴染み、とても凛々しい。


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村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表

新潟の気候に合った「暖かい小さな家(エスネル)」を提案している。
趣味:旅行、カフェ、夕日、1歳の息子と遊ぶこと。



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